マンガでわかる 考えすぎて動けない人のための 「すぐやる!」技術

【タイトル】マンガでわかる 考えすぎて動けない人のための 「すぐやる!」技術

【概要】

相手の懐にすぐ飛び込む!
他人を気にせずすぐやる!
失敗を怖がらずにすぐやる!
「自分」に負けずすぐやる!といった構成になっている。

自分の決断だけが自分を成長させる

自分で決断していない行動には責任を感じずに済む。失敗しても誰かのせいにできるからだ。恐ろしいことに自ら決断して行動するまで「指示待ち人生の気楽さが持つ危険性」に気づけない。そんな状態を脱するために下記の5つのステップを実行しよう。

①どんな小さな決断でも「自分自身で行う」ことを原則にする(食事のお店選びなど)
② 業務上、どこまで自分の決断で行ってよいかを上司に確認する
(許可された範囲内では自ら判断)
③ 上司の許可が必要な場合でも「私はこう考えます」とまず宣言する
④ 失敗したら、どこが悪かったか真摯に考え、上司の助言も拝聴する
(失敗は社内に共有、謝罪し素直に学ぶ)
⑤成功したら、自分の決断が正しかったことを喜びつつ感謝する
(成功した時こそ謙虚になって上司や取引先にお礼をする)

常識を守りすぎると衰退する

「ヨソモノ・ワカモノ・バカモノの提案を大切にすること」「合意ではなく強引に実行すること」が、現状打破には不可欠だ。
組織の常識を疑う「ヨソモノ」感覚。失うものは何もない「ワカモノ」感覚。好きなことに没頭できる「バカモノ」感覚。この感覚こそが協力なモーターやエンジンとなって、重たい車=会社を少しずつ動かしていく。

満場一致は廃案にする

長い歴史を持つユダヤ人の教えの中に「多数決で満場一致になったらその提案は採択しない」というものがある。
誰もが賛成と口を揃える意見にこそ、大きなリスクがあるかもしれない。逆に反対が多い少数意見であっても将来の可能性が見出せたなら、堂々と実行すべき。


【感想】すぐやる技術というタイトルから内容はすぐやるための環境作り、システム作りだと思っていた。しかし、この本ではどちらかというとマインドセットについて多く紹介されている。考えすぎて動けない頭でっかちタイプにはオススメできる。怠惰で行動できないタイプの解決にはあまり向かない本

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