Her Life Under Medical Treatmen

Her Life Under Medical Treatment / Lyrics:SMY

真っ白な壁、真っ白なベッド
そして、君が横たわっている
なにを視ているのか
解らない視線
「自由に歩きたい！」
「外へ出たい！」
初めのうちは元気だった
だけど…
君の眼は日に日に死んでいった…

君はいつも
「いつ退院できるの？」
と僕にきく
だけど…
僕はいつも
「もう少し検査してからな…」
としか答えられない…

前は明るい娘だった
”死んじゃいたい”なんて言う様な娘じゃなかった
でも、この頃は
僕が行くと
いつも、いつも
君は窓の外を視ている
眼に入ってくるのは
庭の木だけなのに…
それも
あとわずかしか
葉が残っていない…

「死んじゃいたいなんて言っちゃいけないよ！」
「君には生きる力が残っているんだ」
「ただ、少し気をつければいいだけなんだ」

僕は知っている…
君の病気のことを…
僕は医者じゃないか！
だけど、今は治せない…
治せないけど…君の力には成れるはずだ！

君のことを想っているんだ！
君がいなくなるなんて！
君のいない人生なんて僕には無意味なんだ！

だから
誰がなんと言おうと死なせはしない！
君は生きなきゃいけないんだ！
病魔がなんだ！
僕が手伝ってやる！
君は生きなきゃいけないんだ！
死んじゃいけないんだ！

はやく
この闘病生活(Under Medical Treatment)から脱出した

元気な君が見たい！

DEC/1983