理想的と思われるかも知れないが私は後者での判断を選びたい。
『ところが、社会に不公平を感じるものが多く秩序と正義を求めて団結するものが多い場合、スパイト行動が起こる。すなわち、「自分たちは高い使用料を払っているのに、フリーライダーたちがただで橋を使うのは許せない。橋を壊してしまおう」となる。合理的に考えると、ただ乗りする人がいたとしても橋を使えたほうがいいのでは?何故橋が使えなくなり自分が不利益をこうむるのにそんなことをするのか?と疑問がわく。〜橋が使えないのは一見不合理だが、実際は自分たちが得をする利己的で合理的な行動なのだ。〜維持費が足りなくなり橋のメンテナンスが出来なくなると橋は危険な場所になる。そうなると結果はスパイト行動をとった場合と同じになる。危険で使えなくなるのか、危険になる前に使えなくするのか。危険な場所を放置しておくと事故やスラム化の可能性もある。維持できないなら橋の撤去は合理的なのだ。このように、スパイト行動は一見不合理に見えるが、実際は全体と個人の損益を均衡状態にするために行われるので、決しておかしな行為ではないのだ。問題を解決する時は、メリットデメリットを洗い出し均衡を考えるというやり方もあるのである。』
この記事はスパイト行動の解説だが個人の利益を最大化する競争市場主義か?全体最適を目指した民主社会主義か?で判断は違ってくる。ヒトは1人では生きてゆけないのだから理想的と思われるかも知れないが私は後者での判断を選びたい。
スパイト行動を解明
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