私は「One is glad to be of service.」という映画のセリフをいつも心に働いております。

『一方、「均衡」は、文字通り「バランス」。「処遇の違いが合理的な程度及び範囲にとどまればいい」とし、「年齢が上」「責任がある」「経験がある」「異動がある」「転勤がある」といった理由を付すれば、違いがあって当然と解釈できます。均等の主語は「差別を受けている人」ですが、均衡は「職場」。「均等」では、差別を受けている人(=処遇の低い方)を高い方に合わせるのが目的ですが、「均衡」では低い方に高い方を合わせても問題ありません。~そういった外圧も影響し、政府は「同一労働同一賃金」を進めているわけですが、「均衡」という姑息な言葉に最初から最後までこだわり続けました。~さらに、その後に放送されたNHK「日曜討論」で、これが非正規ではなく、正社員、特に「ミドルの正社員=会社の中で重い責任を担っている人」を脅かす問題であることが明らかになります。共産党の小池晃政策委員長に、「同一労働同一賃金の中身」を問われた自民党の小野寺五典政調会長代理が次のようにコメントしたのです。「会社の中で、常勤には責任の重さがあるのでバランスをとって不均衡にならないように方針を決めていく」もっとも、ジョブ型でない日本独特の働き方では、年齢や経験など職務給が存在しているため、同一労働同一賃金を実行するのは容易なことではないのも事実です。しかしながら、「均衡」を重要視し続ければ、その職務給を都合よく廃止できる。実際、その動きはじわじわと進められています。~今後、40代も含めたミドル・シニア世代を対象とした、希望退職という名の“新手のリストラ策”が増えていくと、その先に待ってるものは何か? 富裕層が増え続ける中で、会社員の賃金が上がらない状況が続いている先に待っているものは何か?想像するだけで暗たんたる気持ちになるのですが、「下流老人」という言葉が流行したときに、「それは一部の人の話。不安を煽(あお)っているだけ」と豪語した識者がいましたが、今後は「貧困高齢者」「貧困高齢者予備軍」が増えていくのです。そして、今の30代、40代が60歳以上になったら状況はもっともっと深刻になっていくのです。ただ、数こそ少ないものの、やる気あるシニア社員をきちんとした賃金体系のもと雇用する企業も出てきています。2020年という年が時代の変わり目となることが避けられない状況の中、「私」たち自身も仕事との向き合い方を見直し、年齢にとらわれず「成長したい」という気持ちと学び続ける姿勢を持ち続け、自分がここにいる「意味」を作っていく必要があります。』

私は線維筋痛症を患ってから「朝起きるまでその日出社できるか判らない」生活をしています。幸い会社の公式Webマスターを長年やっていたので東日本大震災の時はビジネスパートナーと共に一週間出社しなくても仕事に支障がない実績を作れました。現在は第一線ではなくBCP的観点から後方支援としてサポートをしています。身体を壊してまでがむしゃらに働いた20~30代の経験と知識を今現在から今後も役に立てるようブラッシュアップを続けたいと思います。私は「One is glad to be of service.」という映画のセリフをいつも心に働いております。

賃金は減り、リストラが加速…… ミドル社員を脅かす「同一労働同一賃金」の新時代
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2001/10/news011.html

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