ハートのエースが出てこない~陰キャの好きは麻雀スタイルでつくります。

好きを仕事にしたい。だけど好きな仕事を探せど探せど見つからない。

ついでにいうと恋焦がれるようなパートナーも見つからない。

そんな方。どちらかというと陰キャ気味の方に。

タイトルにある麻雀。私ほとんどわかりません。がルールだけちょこっと知ってるんです。

麻雀は詳しくならなくていいんですが、わかりやすくトランプなんかも交えて例えますね。

麻雀というのは14枚の手札で自分でゴールできる形を作って先にゴールした人が勝ちです。

トランプでいうとハートの567、ダイヤの567、スペードの567、クローバーの567みたいにそろえて、残り2枚分は10と10で同じのがそろってればいい、みたいな感じです(相当大雑把に言うと)。

マージャンの面白いところは14枚全体で「好きな仕事」ってみるところなのですね。

一般に好きな仕事の探し方って、自分のところに回ってくる手札やカードの1枚1枚をみて「そこまでやりたいわけじゃない」「ハートのエースはいつ来るんだろう」とやってしまうわけです。

「なんだ、またクローバーの5か。微妙だなぁ。あ、こんどはハート!でも9か。微妙。」

で、引き寄せリストに「ハートのエース」「クローバーのキング」と書いてしまう。

麻雀だろうとトランプだろうと、あるいは人生もそうですが、ハートのエース、ダイヤのエースなんていったん握っちゃったら離さないんです。

だから捨て札に(ゲットできるような市場に)出てくることは少ない。

だからみんなが捨てる微妙なカードをうまくそろえていくんです。

たとえて言うと

ハートのクイーンとキングとエース、ダイヤのクイーンとキングとエース、スペードのクイーンとキングとエース、クローバーのクイーンとキングとエース の方が点数は高いんですが、点数は高い分なかなかそろわない。

ハートの567、ダイヤの567、スペードの567、クローバーの567みたいにそろえて、残り2枚分は10と10 は点数は低いけれど、早く作って上がれ、残りの人がいいところまで集めていたとしてもその人たちは点数が少なくなる。

さえない毎日。

「留学じゃなくて、問題集といて普通に英会話勉強する。ダイヤの8。そこでなんとなく気の合う友達とあそぶ。ダイヤの9。行くとこなくて安いからとセブ島に行ったら結婚相手に出逢う。ハートのクイーン。苦手で向いてないけど、簿記3級でスペードの3。合コンで微妙だった。ハートの3。あ、でも3と3で揃った。」

こんな感じ。

こんな感じで微妙な手札もそろえていくときちんとゴールできて、「あ、天職だ!」という感覚がやってくるのです。

●●のことなら何でも聞いてくれ!という専門性の高い方というのは

クローバーのエースからキングまでそろえていて、ハートのエースとダイヤのエース、みたいなゴールなんでしょう。

あるいはやたらと引きが強くていいカードばかり引く人だっている。

そういう意味でいうと自分の場合はすべてにおいて普通。ただ自分の手札を見ておいてゴールしやすいところを狙っていく。

そうすると確率論的に「これだ!」というものが出やすくなる。

引いたカードがいいのか悪いのか。それは今まで自分がやってきたこととの関係できまるのだ、ということです。



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