俺をシビれさせろ!vol.1〜主催ライブを終えて

11月6日「俺をシビれさせろ!vol.1」atお茶ノ水KAKADOが無事終わりました。ご来場、有料配信ご視聴の皆様、共演者の皆様、並びにスタッフの皆様、ありがとうございました!これをこれから読もうとしている皆様も、ありがとうございます。

ACT
シゲオリアン流星群
New inn Gather
ひねくれ㋮
February Blue
片貝篤史バンド

この企画は、実は昨年2021年の7月にやる予定の企画でしたが、コロナにより無期限の延期としていた企画でした。その時はオリジナル限定とは考えていなかったのですが、毎年6月に開催予定の僕の出ずっぱり企画「俺にシビれろ!」との差別化を大きく図りたかったのと、前回の記事にも書いたようにオリジナルアーティストの世界を盛り上げたいという想いから、少し趣旨を変えてオリジナル限定としました。

で、今年の企画を考え始めたのは確か5月くらいだったかな?とりあえず会場を押さえました。呼びたいアーティストも何となく考えながら、でも知り合いのオリジナルアーティストはまだまだ少ないし、バンドとソロ(弾き語り)のバランスも考えたりして、結構考えることが大変だった時期もありましたね。出演者が出揃ったら今度は「不公平感を極力なくすにはどうしたら良いか?」これにかなり頭を悩ませましたね。バンドもいればソロもいる。群馬から来る人もいる。この辺りが大変でした。誰からも不満が出ないようにしたい。それと会場との連絡、折衝なども割と面倒くさいんですよ。元来僕は面倒くさがりだし、事務的なことは人に任せたい方なんですが。笑

その面倒くさがりで早速ミスが発生してしまいました。実はコロナの影響でライブハウス側から動員数をかなり厳しく制限されていたんですが、ちょっとこれは高を括っていたというか、そこまで予約が入るとは思っておらず、キャパをオーバーしていたのです。本来SOLD OUTだったわけです。このため会場には椅子を出して座って観てもらうつもりだったものがスタンディングにして距離を取ることとなってしまいました。嬉しい悲鳴なのですが、ミスりましたね。申し訳ありませんでした。オーバーした分は出演者が外に出て調整するなど考えていたんですが、結果的には予約数マックスが同時に会場内にいることが無かったのでことなきを得ました。

それと、開場時間から開演時間までが15分しかなかったこと。これもミスりました。このことを良く考えたことがなかったのですが、今回は主催である僕のシゲオリアン流星群がトップバッターでしたので「最初からきてね!」とアナウンスしていたのと、2番手のNew Inn Gatherも結構予約が入っていたためオープン時間にお客様が殺到し、入場に時間がかかってしまっていました。これは全くの計算外。このためスタートが押してしまいました。勉強になりますね〜。

で、これまでコピー、オリジナル問わず色々なライブイベントを出たり見たりしてきましたが、最初から最後まで楽しいと思えるイベントってなかなか無いのです。

例えば出演者目線だと、対バン同士のコミュニケーションが希薄だったり、そもそも主催者と挨拶すら交わさないようなイベントもあります。他のバンドの出番の時は楽屋に籠っていて人の演奏を観ていなかったり(メイクなどの準備の人は仕方ないとして)。その辺りはもうバンドや個人の性格というのか考え方がまちまちだし自由といえば自由なのでとやかくは言えないのですが、自分の主催イベントでは少なくとも自分が嫌だなぁと思う雰囲気は作りたくないと思っていました。まぁこの辺りは今回の出演者の皆様はみんなフレンドリーだったし、バンド同志、同じ楽器同士のコミュニケーションを積極的に取っているように見えたので、心配には及びませんでしたね。まぁ楽屋が狭く、ずっといられるような空間ではなかったことも幸いしましたが、お互いの演奏も楽しんでくれていたようでした。それがまず嬉しかったですね。良いアーティスト集まったなぁと。僕個人としてはそれでも出演者全員とたくさん話せたかというと満遍なくというわけにはいかなかったな。そこは反省点ですね。不快な思いをした方がいなければ良いな。

また、自分が客としてライブを観に行った時も、もっとイベントの統一感が欲しいなぁとか、タイトルと内容がマッチしてないよね?とか、色々思うことはあります。そこで今回自分がやりたかったのは、転換時のMCです。俺をシビれさせろ!という仰々しいタイトルにするからには、僕が大人しくしているわけにはいかないと。前のバンドの告知、感想。次の出演者の紹介などで転換時を繋ぎ、ちょっとバラエティ番組っぽい雰囲気を作るために、演奏に入る前には「俺をシビれさせろ!」という決め台詞を言うことにして、全体の統一感が出るようにしました。これにポーズを考えてたらもっとよかったな。笑

まぁ要は、自分が観たいイベントは自分で作るしかないと。そんな感じでした。

結果は、出演者もお客様も、皆さん楽しんでいただけていたようで、やってよかったな。何だか、知らないうちに自分のイベントだったものが、皆のいろんな想いが乗っかっていたように感じもしました。どのバンドのMCでも「シゲさんをシビれさせる」みたいなキーワードを出してくれて、すごく盛り上げてもらいました。ほんと皆さんのおかげで一本筋の通ったイベントになったと思っています。本当にありがとうございました。全員で写真撮ればよかったなぁ〜。それが心残り!

正直、主催面倒だし大変だなぁ。これ終えたらもう主催は6月の「俺にシビれろ!」だけでいいやと思っていましたが、「俺をシビれさせろ!」も継続していきたいと思いました。「出たい」なんてことも言ってもらえているようですので、少しずつ輪を広げて行けたらと思っています。

次回はまだ未定ですが、来年やりましょうね!お楽しみに!

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