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#01 ブートキャン

この春からXデザイン学校に参加させていただくことになりました。
このnoteは省察の訓練、そして情報は出すところに集まると教わったので、情報発信の第一歩として書いていこうと思います。


なぜXデザイン大学に?

学生の時は人間工学を専攻しており、便利さを追求するのではなく、体験を通じて成長できる道具の研究を行っていました。そこでは「Qドラム」が労働を遊びに変える良いデザインだと紹介されていました。

そんな背景もあり、UXやデザインに興味はあるものの、何から学べばいいか分からず、また仕事では活かすことができないのではと思っていました。

しかし、会社の先輩からXデザイン学校の存在を教えてもらい、”もしかしたら自分がやりたいことを仕事にできるかも!”という希望を抱き、受講を決めました。

ちなみに、先ほど出てきた「Qドラム」ですが、浅野先生の講義で”そもそもこのドラム買えないよね”と言われ、仰る通りですという感じでした。デザインだけでは足りず、ビジネスの観点も必要であると痛感した瞬間でした。


生徒と学生は違う

浅野先生の作戦にまんまとハマりました。というのも、事前アンケートで「UXを体系的に学びたい」と回答してしまっていたからです。

何かフレームワークを習えば、すぐ使えるようになると思っていた自分は、まだ生徒のマインドであったように思います。この一年で生徒から学生へ、答えのない世界へ飛び込んでいけるマインドだけは身に付けたいです。


専門家の人ほど慎重になる

ダニング=クルーガー効果に関して聞いた時、真っ先に思い浮かんだのが「イップマン」という映画です。主人公は武道の達人でありながら、自分の強さをひけらかしたりはしません。ただ本気を出したらアホみたいに強い。そのギャップというか謙虚さがカッコいいのです。

自分も少し学んだからと言って調子に乗らないよう気を付けたいと思います。ちなみにイップマンはブルース・リーの師匠で、この映画中国ではアベンジャーズより人気だとか。


unlearnと概念化?

これは個人的に引っかかった部分で、もしかしたら間違っているかも知れませんが、考察してみました。

まず「unlearn」は覚えたことを忘れる、つまり過去の成功体験に依存しないこと。
そして「概念化」は他に転用させること、つまり成功体験を応用すること。

あれ、この二つなんか矛盾していないか?
うーんと、悩んだ結果、なんとなくベクトルが違う気がしてきました。

それは、発散と収束の違いではないかと
自分の中の固定概念に押し込むと、一辺倒となってしまい言わば思考が収束してしまうのではないかと。それに対し、新たな概念を取り込み、応用させることは思考を発散させることなのではないかと。

そしてVUCAの時代に求められているのは、柔軟な思考を持つこと。そのための「unlearn」と「概念化」だと勝手に理解しました。


最後に

プレ講座と第一回の講座を受けて、既に受講できて良かったと思っています。講座の内容もさることながら、チームのメンバーとディスカッションすることで学びが深まっており、一人では見えない視野を養うことができる気がします。一年間どうぞよろしくお願いします。

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