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楽天モバイル契約したよ

しばらく、MNO新規契約はしていなかった。最後は……、そう、2015年末にNTTドコモでiPad Proを新規契約で購入したのが最後だっただろうか。それ以降、MVNOの契約はしても、MNOの契約はなかった。

新たなMNOが生まれた。タイトルから分かる通り、楽天モバイルだ。先着300万人まで1年間無料という惹句に心が動かないではなかったが、あっというまに定員になるだろうと見送っていた。

が、どうやらなかなか定員にならなかったようである。正式サービス後も1年間無料サービスの文字は広告に踊り、それどころかローミング中のデータ通信が2GBから5GBへ、容量オーバーした際の通信速度も128kbpsから1Mbpsへと改善された。

つまり、よほど人が集まらなかったのだろう。

楽天モバイルには、2つの観点で興味を持っていた。端末とエリアだ。

楽天モバイルの通信可能エリアをマップで見ると、私が携帯電話を持ち始めた頃のNTTドコモ1.5GHzエリアや、東京デジタルフォンの通信エリアを思い出す。首都圏の人にしか通じないかもしれないが、16号線の環から外に出たらアウトである。

端末は、Rakuten Miniに強く惹かれた。メインはiPhoneだが、仕事柄Android端末を常に1機種持つようにしている。その中でこれほど変態かつこれからの可能性を秘めた端末はないと思えた。処理能力などの面では将来性は見えないが、この変態端末が楽天モバイルを牽引する可能性があると思ったのだ。微粒子レベルで!

購入手続きは楽天市場で

当たり前と言えば当たり前だが、楽天モバイルの購入手続きは楽天市場で行なう。さらに正確にいうなら、楽天モバイル楽天市場店だ。

端末と通信プランセットの商品を選んでカートに入れ、購入手続きをする。この時点では一括支払いしか選べない。しかし、その後届くメールにしたがって契約手続きを行なう際に、端末代金を一括で支払うか24回払いで支払うか選択できる。なお、契約時には運転免許証などの身分証明書を 撮 影 した画像が必要になる。読みやすいだろうとスキャンして送ると怒られたので注意。

Rakuten mini ちっちゃい!

とにかくちっちゃい。それだけで存在価値がある。それくらい、大きさの持つインパクトは大きい。

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iPhone 8 plus と並べるとこんなカンジだ。同じ方向に向けて写真を撮るのが馬鹿馬鹿しいくらいだ。

回線開通手続きはなんだかわかんない

e-simなので、SIMを挿入してAPNを設定してという手続きはない。代わりに、送られてきた資料にあるQRコードを読み込んで手続きするのだが、これがなんだかよくわからない。

取扱説明書通りにやればいいだろと思うかもしれないが、取扱説明書に訂正が入っていて別紙が添えられている。しかも、それ以外の部分で微妙にひっかかる。特に、「期限切れのQRコードです」というエラーには参った。一度読み込んでしまったからなのか、添えられているQRコードに問題があるのか、はたまたQRコードを読み込んだあとの操作に問題があるのかわからなかった。もう少しエラーメッセージを工夫してほしいものである。

ともあれ、何度かのトライの後に回線は開通したようだ。データ通信も音声通話もきちんと動作している。

ちなみに音声通話には、楽天Linkというアプリを使うらしい。このアプリの設定については特に迷うことはなかった。

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なんせ小さい。他にないUIを持っている。それだけで、とりあえず買っておく意味はある。そういう発想のない人は、通信エリア的にもしばらく様子を見た方がいいかもしれない。

ただ、Android端末でいい学生などにはありかなとも思った。端末は、Rakuten Mini以外は一般的なAndroidスマートフォン。24回の分割払いはあるものの、そのうち12ヵ月の通信量は無料。ほとんどがローミングエリアになるけれど、それでも毎月5GBの高速通信と、それ以上の場合は1Mbpsの通信が保証される。5GBの通信と端末代、24ヵ月契約のうち12ヵ月が無料。検討する余地はあるのではないかと思った。

もっとも、現在Android端末でIIJmioを使っている次男に勧めたところ、「iPhone SE2がいい」ということで、ブランド力の差は覆しようがないなというのが私の結論だ。

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