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少子高齢化×最先端ITが生み出すもの

富山県南砺市は、移動したい人とドライバーを結ぶアプリを提供するUber社と、協力協定を締結しました。南砺市といえば、世界遺産である五箇山を擁する富山県の小都市。

南砺市、と聞いてもご存じない方が多いかもしれません。8市町村が合併して2004年に誕生したばかりの市ですし。でも、世界遺産に指定されている五箇山はご存じの方が多いのではないでしょうか。その五箇山地方からチューリップで有名な砺波平野まで広がっているのが、南砺市です。

人口は5万人強、そのうち65歳以上の高齢者が35%以上を占めています。これは全国平均より10%近くも高い比率です。世界でも進んでいると言われる日本の高齢化、その平均を10%近くも上回るのですから、南砺市は高齢化先進地域と言っていいでしょう。

その南砺市が、Uber Japanと協力協定を締結しました。自分で運転できない高齢者を、地域のボランティアドライバーで支えるためです。これまでも手の空いている知人・友人が移動を支えていましたが、ITを使うことでより簡単に、より効率的にしようという実証実験を進めていく予定です。

記者発表会を取材したレポート記事は、ITと経営の融合でビジネスの課題を解決するサイト「ビジネス+IT」に掲載されていますので、そちらをご覧ください。

富山県南砺市長とウーバー社長「高齢化、過疎化の世界先進地域でシェアリングを活用」

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