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コロナとハッカソンと鳩時計

福岡DEV3エノキと言います。
よろしくおねがいします。
変な文章すみません。ご容赦ください。。。

2020年はこんな一年になるとは全く予想してなかった。
コロナが世界に広がり、初めて緊急事態宣言を体験して家から出れない日々。
桜が咲いても花見はできず。休みの日に友だちとお茶もできない。みんなの志村けんさんは天国に。経験したことのない予想できない日々が続いた。

フリーのデザイナーのぼんやりしたコロナの日々。

僕はフリーのDTPを中心にしたデザイナーをやってるのですが、昨年ジーズアカデミー福岡DEVコースをなんとか卒業。今年はデザインを主軸にプログラミングやスタートアップなどのなにか新しい世界の仕事が増えたらいいなと計画を立てていました。


そんななかコロナの外出自粛。
イベント関連などが仕事が多かったので徐々に仕事も少なくなり、環境の変化の順応に時間がかかるタイプの自分は、ぼんやりする日が増えて先の見えない不安や将来の不安も。これからどうなっていっちゃうんだろうと。みんなが経験したことのないみんなが経験する期間がきたのです。

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そんなぼんやりと日々を送っているとジーズから東京と福岡合同のハッカソン開催の告知が。
プログラミングを学校で習ったことができる程度。ハッカソンも参加したことがなかったし。。。
しかし東京にすごく憧れがあったので、とりあえずリモートの説明会と交流会に参加することに。

ジーズアカデミー天下一武道会ハッカソン

ハッカソンの概要はこんな感じ。

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■ハッカソンテーマ
・#StayAtHome
・リモートワークが楽しくなる
・家にいて家族と楽しむ
・一人暮らしでも寂しくない
テクノロジーとアイディアでこの未曾有の社会変化を前進させよう!



審査基準

1.独創性(アイディア・技術)
2.プロダクトの完成度
3.テーマに対する解決可能性

鳩時計が買うきっかけを作るためにエントリー

交流会は博多弁は少人数で標準語のリモートの会話に完全に人見知り状態。
同期のメンバーも参加していたけど家の中にいるのに、なんだか人が多い渋谷とか原宿に上京して一人で放置されているようなZOOMの感覚。直接会うのとは違う疲労感で、「一緒のチームやりませんか」なんて言えるリモートコニュニケーションスキルは持ち合わせておらず。参加は見送ろうかと思ったのですが、家の電波時計が壊れてしまい前からドイツ製の鳩時計を欲しいと思っていて、仕事もあまりしてないのに買うのもどうかなって思ってたので、ハッカソン頑張ったら買おうと鳩時計を買う理由を作るためにエントリーすることにしたのでした。笑

アイデア考える時間を楽しんだ。

エントリーしたのでなにをつくろうか考える時間をすごす。
僕の場合デザイン制作でも、アイデアを考える時は「考える時間」という時間は特になく、何気ない洗濯や他の仕事などをしながらあたまの片隅でアイデアを練ることが多く、感覚に近いものもありますが、情報を整理しロジカルに結びつけている作業を脳内で行う感じです。
この時間がなんだか楽しく、「宝くじが当たったらどうしよう」的な感覚にも似て、自分の過去の経験や最近に体験、みたもの触れたものなど。そう言った小さなかけらのようなものを結びつけているような感覚です。

コロナで始まるリモート時代への不安。

リモートの利点もたくさんあるのだけど、その中で少しずつリモートを体験するようになってリモートの環境にいろいろな不安を感じることに気づく。

・パソコンの向こう側の世界がとても遠く感じた孤独感
・全体的な雰囲気はわかるが個人の考えがいまいち読めなかった。
・初対面の人とは仲良くなれそうになかった


この不安感はリモートが当たり前になってきている今でもまだ残る不安感で、特に人見知りをしていたり、情報を提供するホスト側、情報をもらう側それぞれにいろいろな問題を感じている。
そんな「人見知りのリモート」ってやつの大変さをアイデアに
この不安な感じを解決できるような何かを自分のできるプログラミンで考えてみようと思ったのです。

出来上がった僕のプロダクトZOOMMOOZ

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ZOOMMOOZはオンラインで会議や講義などをしている時に使う補助ツール。
参加者がひとりひとりにコントローラーが割り当てたれ、それぞれが好きなタイミングで他の方の発言などを気にすることなく発言ができるツール。

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例えば子たちが先生の授業をリモートで受ける時、子どもたちそれぞれが意思を表示したり考えを表示することができる。他の人がどんなことを考えているか知ったり、先生がどのくらい現状理解しているかなどクイズ形式で確認したり。いろいろな使い方ができるようにしてみた。

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動画つくってみた

技術的には授業で習ったことの応用

コード的には授業で習ったfirebaseを応用で当時の資料を飲み返したりググったり。少しぐぐるスキルが上がっていたり、当時の授業でいまいちわからなくてできなかったともすんなりできたりしちゃって。笑。僕も僕なりに少しは成長しとるんだなと。実感する機会となり純粋にうれしかった。

プロダクト完成!鳩時計を買う理由ができたのだが!

これでプロダクトも完成し、発表会に参加。どうやってつくっているのかさっぱりわかんようなレベルの高い技術のものやアイデア、本物のゲームみたいなプロダクトなどレベルの高い発表は続き、自分も発表。リモートでの発表もやっぱり緊張してなにを伝えたかあまり覚えてないのですが、

案外、僕のプロダクトのアイデアに良い反応
そんなこんなで・・・

思いもよらず優勝したのでした。

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子どもの時からかけっこで一番もないし、成績も良いわけでもなく何かで優勝するとか初めての経験でいい体験になった。
そして優勝したのでアマゾンギフト券をもらい。そのギフト券で鳩時計を買ったのでした。

デザインもプログラミングも表現としては似ている。

デザインを作るのもプロダクトも作るのも人と人との間を結ぶものとして表現方法が違うが、似ている部分があると思う。自分のアイデアを表現できる表現力は日々の積み重ねであり、それはデザインもプログラミングも同じに感じた。

せっかくいろいろな方に褒めてもらったこのプロダクト。いつかだれでも使えるプロダクトにしたい。複数のルームを作成する方法がよくわからなくてまだまだ勉強は必要だけれど。
コロナが収まったあときっとリモートの文化は続く。コニュニティの隅っこで隠れた才能を持った人たちをリモートの世界で活躍できるように。アイデアを実現させたい。

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