人生においてこの時間があってよかったなと思えた数日
ゴールデンウィークは実家のある京都に帰ってきた。休暇という感覚は全くなく、むしろ仕事をするために帰ってきたという感じだ。
それがなぜか。
妻が2月からカフェの営業をし始めて、また4月から保育園が変わり日曜祝日は保育園に預けられないという環境になったからである。
4月から時間の使い方が目まぐるしく変わった。日曜は子供と過ごす休日となった。ふとそういやゴールデンウィークもずっとそういう時間じゃないか?と思った。色々計算をしたところ、両親のいる京都に帰る方が色々といいなという結論になった。
両親にも子供と会わせられる
預けている間に仕事もできる
意外と飛行機代が高くなかった。
二人で飛行機で移動するというかなり面白そうなミッションがある。
仕事がしたいから子供といる時間も少なくてかわいそう。
そんなに仕事がしたいのか。
と思うかもしれない。
そんなことはない。
正直、仕事はめちゃくちゃ好きな方ではない。
でも仕事がたくさんないと面白くないとも思っている。
だからたぶん仕事は好きな方だ。
かといって家族の時間が少ないかといったらそうじゃない人生を送れていると思う。仕事のスタイル的にはむしろ普通の人より子供といる時間は長く取れている。
そうはいっても、というよりこの4月は本当に色々と仕事が溜まってしまっていた。年度明けであったり、自分の舞い込んでくる仕事が考えることが増えて時間がなんぼあっても足りない、みたいな。
そう思うと、あまり会わせられていない両親に子供を会わせるというのをセットにするといいなと思った。だからゴールデンウィークは仕事をするために帰ってきた。そういうことだ。
というか今日はこれを書くのが本題ではない。前段だ。
ということで、10日間の京都滞在が明日で終わる。今は出発前日の夕方だ。
明日は朝8時30分には実家を出るのでほぼ今日で最後のようなもんだ。というかドアドアで9-10時間くらいかかるので2日間は移動日。
この10日間のうち、1日中家族と過ごしたは1日だけ。琵琶湖の竹生島に行ってきた。
ずっと仕事をさせてもらったのが5日間ほどだ。本当にありがたかった。そして何より、子供ができてよかったなと思うことがありすぎる。
子供がいなければ。この年齢になってこんなに両親と会うことはなかっただろう。
自分が過ごした京都という場所、実家という場所にいると、自分の子供時代のことをたくさん思い出す。(特に学生時代までしか過ごしていなかったからというのもあるが。)
そうすると、自分の子供時代と、自分の子供が重なり合うことがかなりあるのだ。あの時は両親は自分のことをこう考えていたんだろうかとか。こんなに仕事をしている中で、あんな風に面倒見てくれていたんだとか。たまに両親が喧嘩してたけどそりゃ仕方ないよなとか。イライラしてた時もあるけどそんなことは多くなくてありがたい環境だったなとか。
親孝行をしなさいなんてよく聞くけど、全然イメージが湧かなかった。でも子供ができたからこそ気づくことがあって今こうして家族といる時間が作れていること自体が親孝行だなと思うことも増えた。
そんな気づきがたくさんある。そして今回もそうだ。本当に子供と両親が過ごせる時間が作れてよかったなと。
そして現実に戻させる。
帰るのも嫌だし、でも妻がいないのも寂しいし帰りたいし。結局想定以上に仕事が終わらなかった。だからなのかあんまり帰りたくない笑
まあこのGWとは別に、4月は久々に心労が増えることが多かった。正直結構きついことも多い。5月も不安しかない。
そんな中で、屈託のない子供の笑顔を見てたらずっと遊んでいたいし、久々にずっとこのままこの時間でいいやーって思ってる。
でも未来も見たいよね。次に進もう。
まあ何が言いたかったって。すごい言いづらい世の中だけど。
子供ができて、子供と過ごせることができてよかったなと。
そうじゃないと僕自身は見れなかった世界や価値観があったようだ。視野も広がったし、ようやく両親と過ごせる時間が増やせたように思う。
いい滞在時間だったなと。人生にとって絶対にあってよかった時間、とってよかった時間だったなということです。
また近いうちにかえってきます。
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