マガジンのカバー画像

日常

16
アラフィフの何気ない日常をつらつらと。
運営しているクリエイター

#義親の介護

Save4.クリア報酬のないクエストVer.2

Save4.クリア報酬のないクエストVer.2

前回のセーブポイント後から、日数が経っているけれど、状況は変わらずの日常が繰り広げられている。

ただ、さすがに、骨折手術入院から戻ってきた10月中旬からはや3ヶ月。ルーティンと化した日常もあって、さすがに少しはリズムらしきものが掴めてきたように思う。
ざっくりと、1日を記録していこう。

朝。基本6時起床。自分の体調面から、5時半過ぎに起きることもあるけれど、概ねは6時前後。
私の日課としてルー

もっとみる
#23 Save3.クリア報酬のないクエストVer.2

#23 Save3.クリア報酬のないクエストVer.2

退院してから2週間が経った。
最初の1週間で、お試しのデイサービス3か所と宅食弁当3か所を試した結果、どちらも一番最初の方がいいということで、いよいよ手続きに入ろうという時になって、こちらの思惑をやはり外してきた義母。
私としては、最低週2日、出来れば週3日はデイサービスに出てほしいと思っていたのだけれど、義母は、お試しで行った先で聞いてきたらしく、大体の人が週2日行っているという意味のないデータ

もっとみる
#21 Save2.クリア報酬のないクエストVer.2

#21 Save2.クリア報酬のないクエストVer.2

土曜日の夜。
ベッドに入って、ふと、思ってしまった。

―――私、今日、なにしてたんだろう・・・。

私は土日が必ずお休みである。
故に、夫と暮らすようになってからは、土日くらいはちゃんとご飯を作ってあげようと、出来るときはやっていた。
何なら、食材や日用品の買い出しや家の掃除には、私の休日である土日を充てていた。
夫は、仕事柄不定期な休日である上に、勤務時間も午後から深夜なので、休みの日と言って

もっとみる
#20 Save1.クリア報酬のないクエストVer.2

#20 Save1.クリア報酬のないクエストVer.2

きた。

早速、きた。

仕事をしていて、ランチも食べて、さあ、午後の仕事・・・と思って、ふと携帯をみたら、夫からのメッセージ。
いきなり、3連で、

『BBA』

の文字列。
あ~・・・・。
略語である。「ババア」という俗称の。
そして、その相手が実母であるという恐怖。

この日は、先日、退院してきた義母の2日目にあたる。
偶然なのだが、夫は、退院日とその次の日が休日であり、私はもちろん仕事で、

もっとみる
#19 Continued クリア報酬のないクエストVer.2

#19 Continued クリア報酬のないクエストVer.2

義母が無事帰宅してきた。

ひと晩見ていたが、自分でシャキシャキ歩くし、喋りも健在のようだった・・・のはいいのだが、その分、夫はたったの一日も持たずに、もう耐えられないと頭を抱えた。

夫の休日で一番近いところでの退院日だったので、急なことで私は仕事を休めず、朝から義母のお迎えと、その日の昼夜の食事の準備と、夫は今までになくフル稼働で義母の面倒を見ていた。
義母の帰宅、ひいては在宅介護を誰よりも擁

もっとみる
#18 New Game クリア報酬のないクエストVer.2

#18 New Game クリア報酬のないクエストVer.2

義母の退院日が決まった。

退院日が決まった時より、2時間ほど遡る。
義母の退院について、具体的な日にちが提示されるも、受け入れる私たち側にとっては、いろいろのタイミングの中、ようやく、ケアマネージャーさんとの対話となったので、今日の明日退院と言われても、要介護4の人を受け入れる心理的物理的状況にないということで、一旦、「病院側の都合」はおいてもらっての、ケアマネージャーさんとの対話は、在宅介護に

もっとみる
#16 クリア報酬のないクエスト真

#16 クリア報酬のないクエスト真

義母の要介護認定通知がきた。
要介護4だった。
認定申請を出した後すぐくらいに、骨折→手術で入院してしまったので、認定のための面接などはもっと後かと思ったら、どうやら、ご時世もあったのだろうけれど、夫のところに電話、義母には入院している病院まで、認定調査の方が来て、聞き取りを行った模様。
なので、実際、義母との面談において、家族はまったく介入していない、ましてや入院中にも関わらず、要介護の認定が「

もっとみる