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言い方一つで場の空気を変えた話

これは私が双子を生んだ後、産休明けに復帰してきた時の話である。

ちゃんと仕事ができるのか、ドキドキしながら私は復帰してきた。
1年半ぶりの職場は緊張する。
以前いたところは営業事務で、かなりの頻度で電話が鳴るのだが
ブランクがあると電話を受けるのも緊張するのだ。

そんな中、先輩が電話を受けた。
得意先との電話だったが、無理な納期を言われたらしく
「厳しいですね」
と返したら、かなり叱られたらしい。
電話を切った後、私と後輩に
「納期が厳しいですねって言ったんだけど、言い方が悪かったんかね?」
と愚痴っていた。

そこですかさず私が
「言い方が悪かったんだと思いますよ」と返したので場の雰囲気が一瞬ピリついた。先輩と後輩がこっちを見て(何を言い出すんだコイツは)という表情になったところで
非っ常にキビシ〜ッ!と言わないと」と財津一郎氏の物まね(かなりクオリティ高いと褒められたやつ)をしたところ、爆笑となり場の空気が和んだ。

注※財津一郎氏はタケモトピアノの宣伝に出てくるおじ様です。

この一発ギャグにより、その後私は職場のムードメーカーとして活躍することになる。

この話を息子たちにしたところかなりウケていたので、
世代関係なくウケるのだと自信がついた。
なんにせよ気分良く仕事をする為に、面白いことを言うのも大切なのである。

#はたらいて笑顔になれた瞬間

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