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兵庫県のコロナこれまでを整理しておく

2ヶ月以上ぶりに髪を切る。そのサイクルはいつも通り。とにかくスッキリしたかった。身も心も。肩まで伸びていた髪は、丸坊主になった。嘘だ。

自分で言うのもナンだが、僕は真面目なんだと思う。これを書いたら他人はどう思うだろうか?そんなコトを思っては推敲を繰り返す小心者でもある。駄洒落に関しては、オヤジギャグのような反応を気にしたりしないのに(駄洒落とオヤジギャグは違う)活字に関しては実は臆病だ。そう自覚しているからこそ慎重に言葉は選ぶ。答えや覚悟を持たない発信は無責任な誹謗中傷、自粛警察と同じ。どんな質問にも受けて立つ姿勢を持つべきなのだ。

覚悟、姿勢といえば、5月21日近畿3府県の緊急事態宣言解除が検討、23日0時をもって休業要請の緩和、それぞれの備えとともにリスタートの街、町が訪れた。戻ったわけではないが、明かりが増えたことは間違いない。各々の店には「今までとは違う」お客を迎え入れる覚悟と準備が必要になる。

自分の中でも色々ごっちゃになっているので、手元の資料と書き留めていたものと併せて、兵庫県のこれまでを整理してみる。

【3月1日】
西宮市で兵庫県内初の感染確認。神戸は医療産業都市構想最先端のマチだし、万全な体制があるから安心だろうとまだ高を括ってた頃だ。

【3月19日】
県知事による他地域との不要不急の往来自粛要請。大阪との微妙な牽制?もあったが、互いの呼び掛けにより事態の深刻度は増すこととなる。

【3月24日】
東京パラリンピック、オリンピックの延期が決定。2月20日前後に東京マラソン、有名アーティストのライブなどが延期中止になったことも、春までには何とかなるんじゃないかという期待が打ち砕かれる事態。勇気、チカラをダイレクトにもらえるエンターテインメントが無くなることの寂しさ。

【4月7日】
兵庫県を含む7都道府県に対しGW最終日5月6日までの緊急事態宣言発令。飲食店に於ける営業時間20時(酒類提供19時まで)までの短縮に従い、テイクアウト対応の飲食店も増え、酒類テイクアウト販売が可能になる「期限付酒類小売業免許」の申請も簡略化に。店で眠る酒を売上に繋げられるようになる。飲食店だと思っていた僕の営むバーが、「遊興施設」に含まれるということを知った。ほどなく、休業を意識せざるを得なくなる。

【4月15日】
兵庫県から具体的に商業施設や遊興施設その類似施設への休業要請。集団感染の発生が懸念される、全国でクラスターが発生した場が含まれ、16日には緊急事態宣言が全国に拡大。「特定警戒都道府県」13都道府県に。この日から、ゴールデンウイーク明けまでの我慢と言い聞かせ、16日より「無観客酒場生中継」と称し店からオンライン中継を開始。希望、チカラを見つけた。

【5月4日】
国が緊急事態宣言を5月31日まで延長すると発表。つまり休業要請延期。無論予測はしていたので、ここまで来たら変な期待よりもできた時間を有効に、今までやれなかったコト、これからやりたいコトに発想を変える。5月1日には、三宮バー3店舗でコラボTシャツ作成販売開始。これもその例。

【5月14日】
39県で緊急事態宣言解除。遊興施設のバーからすれば、ふーんって感じ。ただゴール…じゃないな、新しい世界への糸口は少しばかり見えてきたか。

【5月16日】
兵庫県休業要請解除緩和。飲食店が22時までになり酒類提供21時までとなったのはかなり大きい。周りの仲間は喜んでた。(以下施設一覧参照)

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【5月21日】
京都、大阪、兵庫3府県で緊急事態宣言解除。バーは休業要請継続。再び、ふーん。こうなりゃ、何だか意地のようなモノが芽生えてきた。

【5月22日】
6日で終了するはずが休業要請延期で再開した「続・無観客酒場生中継」はいつも店での定点カメラだった。ここ最近はスタートを外の風景にして、店への道順を歩きながら店までを辿る。今の三宮が判ってなかなか面白い。タクシーの数は多いが、人出はまだまだ少なかった。飲食店はいつも通りの営業時間に戻り、時間を早めて再開する休業要請中のバーもある。要請は強制ではないしペナルティもない。ましてや東京のように休業協力金も他に補償もなく、給料も不労所得もなければ、ただ出て行くだけの経費(ウチも家賃はそのまま)に開けたくなる気持ちも解る。万全のコロナ対策に取り組んでの再開ならお客も安心して伺えるのだろう。しかしやはり僕は真面目で臆病なんだと思う。できる限りこれまでのようなスタイルで再開したい気持ちが大きくて、二の足を踏んでいる。第二波の怖さもある。普通が恋しい。

【5月23日】
飲食店は通常営業へ。同じく解除には「体育館、屋内プール、ボウリング場、スケート場」「個室ビデオ店、インターネットカフェ、漫画喫茶、場外馬券場」「マージャン店、パチンコ店、ゲームセンター、テーマパーク、遊園地」など、他に「集会場、公会堂、展示場」も含まれる。イベントについては参加人数を「屋内は100人以下、屋外は200人以下などとすることを条件」に開催を認めることとなった。臨時休校となっている県立学校については来月1日から再開。喜ばしい反面、不謹慎な例えを許していただくとすれば、牢獄から周りが出所していく背中を見るようである。うぅっ。

【そして今日5月25日】
政府は北海道、埼玉、千葉、東京、神奈川の5都道県で続く新型コロナウイルスの緊急事態宣言について、今月末の期限を待たず解除する方向で調整中。兵庫県でもまた新しい動きがあるのかもしれない。


宣言が47都道府県で解除となれば、緩やかに段階的に要請も緩和されることだろう。あとはこの、クソ真面目な自分をどう口説き落とすかだけだ。

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