【本レビュー】13歳からのサイエンス 緑慎也
こんにちは、シフクです。
アクセサリーブランド、Faciata(ファシアータ)を運営しながらフリーランスでアパレルブランドをお手伝いしています!
きっかけ
行きつけの蔦屋書店をぶらぶら歩いているときに見つけた1冊。本の題名が自分の息子にドンピシャだったので、13歳で理科好きな息子に読ませて少しでも足しになればいいかなあという思いで購入しました。
ただ息子に本を渡すと一生帰ってこないし、ボロボロにされてしまうのでボクが先に読んでおいて大まかに把握しておきたく。
気になった箇所をピックしておきます。
蚊に刺されやすい妹のために蚊を研究して、コロンビア大学に入学した大学院生
最初から8章まで、サイエンスにのめり込んで行った学生たちのエピソードが書かれています。
この8章では、蚊に刺されやすいヒトはどのような体質を持っている人かがわかるので、刺されやすい人は読んでみると少しためになるのでは。
ボク自身刺されやすい体質なので非常にためになりました。
ここに出てくる学生たちにおそらく共通していることは、自分で考えて仮説をたて、行動や研究をして出た結果に対してさらに仮説を立て、、という感じで常に試行錯誤を繰り返している。それを自然にやっているところがすごいなあと思った。
子供を見ていると、なんでだろうと思うことはあり、そのことに関しては色々聞いてくるのだが、そこを深掘りしているのを見かけたことはない。(ゲームの攻略を除いて)
おそらく話を聞いて納得してしまうのだう。そうではなく、その先に何か疑問に思うことはないか、ということをこちらから問うてあげることで深みに誘うことができるのだろうか、とも思った。
科学的に考えるとは
東京大学の梶田教授との対談の会話形式の部分ですがのですが、そこにどのように考えるかということが書いてありまして、
疑問を持ったことを考えたり観察したり実験する。それらの結果を先入観を持たずに見て解釈する。
と。大まかにいうと、↑になるのですがこれはビジネスグロースと全く同じことなのではと思いました。
仕事でもPDCAと言われるが(plan, do ,check ,adjust)流れとしては全く同じこと。
日常に疑問を持ち、調べて自分なりに解釈することは、学生を卒業しても大いに役立つ数少ない思考法の1つなのではと思った。
ただそれをやらせるためには家庭環境もとてつもなく大きいと思う。彼らが疑問と思ったことを探求するためのサポートを少しはしてあげることが必要だからだ。
そう考えると、日々忙しく子供のことをあまり構ってやれない親御さんのところに生まれた子供は、激しく知りたいという欲求がないかぎりはその境地へは進むことは難しそうだ。(個人の見解です)
そうゆう芽を潰さないためにも、学校教育や学童というのはとっても大事に立ち位置にあるのかなと思った次第です。(教育については全く知識がないのでこれ以上は語りません)
まとめ
13歳からのサイエンスと書かれていはいるけど、興味関心、行動を大きく取ることができ、「楽しい」と思えるのは小学校低学年くらいまでなのかなと。そこから研究を考えることを「楽しむ」ことができるかが、科学とは言わず勉強にのめり込んでいく鍵になるのでは、と思いました。
ただ、これを子供に伝えることは大変難儀なので、本の力を借りたいと思った次第です。
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ここまで読んでいただきありがとうございました!
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