【映画レビュー】未成年裁判

こんにちは、シフクです。
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Faciata（ファシアータ）

きっかけ

ネットフリックスの作品難民だった時に見つけた作品。基本的に韓国ドラマはたまに見るけど、恋愛ものは見ないようにしてる。見るのは社会派や、サスペンス系、ドキュメントが多い。

そんな時に見つけた作品。見ようかどうか迷ったけど（時間が搾取されるので）10話完結だったのでこれは、、廃人になる手前で終了するので、大丈夫かなと思い見始めました。（結果、1日2−3話見てしまい、時間搾取されてしまっていました。。）

この話はネタバレ含んでいますので、内容知りたくない！というカタはこれ以降は読まないで方がいいかもしれません。

少年法について

韓国では、14歳以下は少年法に基づき刑罰が軽いらしい。日本でも少年法は確かあると思う。しかしこの作品を見て少年法廃止運動があるということに驚いた。

少年が非行に走る原因は、親が原因の場合が多いらしい。親が子供に関心を寄せないため、子供が意識を引くためにやる行動、非行もあるらしい。それが最初。

まあ確かにそれはあるかもしれない、子供にとっての世界って家族とのコミュニティーと学校もコミュニティーの２つしかない。

そこから排除されるというか、のけ者にされるということになると。自分の居場所を作らなきゃと焦る。

会社員の方も「自分の居場所を作る」ということを頑張っている人、いると思う。

ボクが良く見るのは、ランチを同僚と連れだて言っている人。ボクからしてしまうと何で仕事でも一緒の同僚と食事まで一緒にしなきゃいけないのか、理解はできない。

おそらくそうゆう人は、自分の会社の今の居場所をどうにか壊さないようにしたい、大事にしたいと思い、本来の自分を抑えることは大人だったらできる。けど子供は、大人よりはるかに本能的に生きている（精神的に未熟なので）そのコントロールがうまくできず、犯罪に手を染めてしまう、という負のスパイラル的ながれなのではと思った。

保護施設問題

日本ではどうかは知らないのだが、韓国では少年犯罪を犯した人に向けて（罪が軽い人だと思う）保護施設（回復センター）で更生するというのがあるらしい。

しかし地方自治体が運営しているところだけではキャパが間に合わず、個人で運営しているとこも。

4-5話でその内容が描かれているのですが、この環境を個人で受け持つにはめちゃくちゃ苦労が多いなと同時に、本当にこんななのか？と思いました。

まず施設と自分が同居していたりとか、自分の子供も同じ環境で暮らすことの危うさもあり。さらに前科者たちが集団で暮らすことで、再販してしまう可能性もあるし、いじめなど。問題しか起きる要素しかなくリスクしかない。

どうしても個人の負担が大きすぎるんで、株式会社などの事業体で複数人管理しないとこれはしんどいと思うのだけど、おそらくそこまで国から補助金が出ないのだろう。

この問題は、日本でも同じでざっとググると同じような課題が書かれています。日本の今後の状況を考えると、ドラマでもフィクションでもなく対岸の火事でもない。身の回りで起きていることと意識したようが良さそう。

ボク自身、子供2人を育ている身をしては結構ココロ痛かったですね。。

子供と一緒に親も更生する

この回復センターで暮らしてた子たちが脱走し、再び犯罪に手を染めてしまうのだが、裁判の最後に言っていた言葉です。

子供が非行に走る原因は、親にも原因がある。体罰や貧困、働きづめなどきちんと子供と向き合っていないことで、子供が非行に走ってしまう。

多分、子供は親に構ってほしいんだと思う。うちの子供も家にいるとしきりに今日学校であったテストの結果などを（いい時は）見せてくる。褒めてほしいというのもあるのだけど、話をして話題を共有したいのだろうと。

働いていると中々、子供を構ってやる時間もないし、思春期にもなると向こうから話してくることもない。親離れが進んで行っても子供と親の関係性は変わらない。こちらか積極的に話をするってことも大事だなと。

まとめ

ボク自身この少年犯罪についての問題が濃く描かれているのは5〜６話くらいまでなのかなと思いました。それ以降はストーリーに引き込まれて何とか見続けてい区かんじでした。

韓国ドラマって、最初がつまらないとそのまま見ないのですが（トッケビは２回断念）ハマってしまうと2〜３０話まで立て続けに見てしまうので、かなりの時間泥棒であることは間違いない。

なので、ただ見るのではなくて何か課題意識や疑問を深掘りしながら見ていくと見てる時間も生かされていくのかもと思いました。
（そんなこと考えて見てる人はおそらくいないと思う）

最後に告知

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ここまで読んでいただきありがとうございました。