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絶えないUSBメモリ紛失事故、使用リスクと気を付けるべきポイント
こちらのnoteは、セキュリティ専門家松野によるニュース解説ラジオ「今日の10分セキュリティラジオ」10月28日の放送内容を一部抜粋しご紹介します
・今回の解説ニュース
・USBメモリを利用する一番のリスクは「失くしやすい」
・物理的に失くすリスクを回避できるオンラインストレージもあるが
今回の解説ニュース
USBメモリの紛失により、生徒の個人情報が漏えいしてしまったということです。今回は、USBメモリを使う際のリスクと、気を付けるべきポイントについて説明します。
皆さんも最近では使う機会が少なくなってきたかもしれませんが、USBメモリのセキュリティに関する話題です。今回のインシデントは、大学の生徒をはじめとする個人情報を記録したUSBメモリの紛失が判明しました。対策として、保護者説明会を開催し、説明と謝罪を行う予定です。
また、再発防止策として、学校法人が定めた「個人情報保護規程」及び同校が定めた「危機管理事項」の周知徹底を図るとともに、日常的な点検を行うということです。
USBメモリを利用する一番のリスクは「失くしやすい」
USBメモリの一番のリスクは、シンプルに失くしやすいことにつきます。
例えば、Aさんのデスクにお菓子が置きっぱなしになっていたとします。仮にAさんがダイエット中だったとすると、そのあとの数時間にどういった事が起こると考えられるでしょうか?目の前にお菓子を置きっぱなしにするということは、常に食べてしまうリスクを持ち続けることになります。
USBメモリも同じで、小さなUSBメモリを持ち歩くということは、常に紛失するリスクを持ち続けることになります。リスクが継続しているということは、そのリスクがいつ顕在化するかの確率論となります。
USBメモリの失くしやすいというリスクに注目した場合、失くさないデータ管理の方法が求められます。物理的に失くさないデータ管理の一つとして、オンラインストレージが挙げられます。ただし、これですべてが解決されるわけではありません。
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