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DDoS 攻撃が原因、横須賀市ホームページで閲覧障害

こちらのnoteは、セキュリティ専門家松野によるニュース解説ラジオ「今日の10分セキュリティラジオ」の放送内容を一部抜粋しご紹介します

・今回の解説ニュース
・「DDos攻撃」について
・DDoS攻撃以外で閲覧障害が起きる原因

今回の解説ニュース

ホームページがサイバー攻撃を受けて、閲覧できなくなってしまったということです。今回のサイバー攻撃に使われたDDoS攻撃の内容や、DDoS攻撃以外で閲覧障害が起きる原因について説明します。
今回のインシデントは、ホームページが閲覧できなくなる障害が発生したというものです。原因として、外部からのDDoS攻撃が挙げられています。今後、対応策をホームページ保守事業者と協議するということです。

「DDos攻撃」について
DDoS攻撃とは、日本語では「分散型サービス拒否攻撃」と呼ばれています。複数のコンピューターから、攻撃対象となるサーバーやネットワークに対して、大量の通信を発生させることで、サービスを停止させようとする攻撃です。

例えば、みなさんが車を運転していて、渋滞に巻き込まれることはありませんか?多くの車が道路に溢れると、通常の車が通り抜けられなくなり、交通が麻痺してしまいます。これは、DDoS攻撃によって、インターネット回線が大量の通信で溢れ、通常の通信ができなくなってしまうことと同様です。よって、DDoS攻撃は、道路に大量の車を送り込んで、意図的に渋滞を起こすようなものと言えるかもしれません。

DDoS攻撃は、ボットネットと呼ばれる、攻撃者が乗っ取った大量のコンピューターを遠隔操作で利用する方法以外に、リフレクション攻撃と呼ばれる、攻撃者が偽装した通信を攻撃対象となるサーバーやネットワークに送信する方法や、サーバーやネットワークの脆弱性を悪用する方法などが挙げられます。

その他のトピック

DDoS攻撃以外で閲覧障害が起きる原因
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