決勝だけでも観よう!CDL!~波乱はまだまだ続く~
毎週投稿の記録が、私の失念により途切れてしょんぼりしております。
そんなことより、以前全く予想できない展開のCDLということで、
このnoteを書きました。
このときはMajor 1 が主体でした。
そして、昨日Major 2 の本戦が終わり、その結果を受けてこのnoteを書いています。
結果から言います。
勝ったのはLAG!
CDLが始まって以来、勝つチームというイメージがないLAGが、ここまで駆け上がってきたのです。
そして、最終順位がこちら。
Opticはともかく、Ultra、Thieves, Ravens という前回の上位チームは中位以下に沈み、Breach, Mutineers, は躍進することになりました。
まず、予選の時点では以下の通り。
UltraとThievesの不調が深刻であり、Breachチームとしての形になってきたことを示しました。
大物食いのSurgeとMutineers
Kickoffの際に暴れたSurgeがここに来て暴れます。
初戦のOptic戦をストレートで勝利。次戦のFaze戦は惜しくも負けてしまったものの、あと一歩のところまで追い詰めるといったキラーっぷりを発揮。
そして、ほとんどの人が見向きもしていなかったであろうMutineers
初戦のRavens戦をストレート勝ち。次戦のBreach戦は負け、Eliminationトーナメントに回ったものの、Opticを粉砕。確かな爪痕を残します。
この2チームに”食われた”形のOpticは前回優勝ながらも5位となってしまいます。
3位に入ったBreach
今回3位に滑り込んだのは今シーズン結成のBreach
取り上げるが、正直なところFazeを倒せないと優勝できない。
むしろ、Fazeを倒しさえすれば優勝できるのだが、Faze相手には勝てていない。
予選の対戦相手のマッチングが良く、中位以下のチームからの取りこぼしがないだけと言えばそうなる。
Methodzの活躍が目覚ましいものの、爪痕を残した上の2チームのような盛り上がりは少ない。
接戦続きのEliminate トーナメントから優勝をつかむLAG
前回のOpticといい、この大会において確実に”流れ”というものは存在している。
今回その流れは、LAGにきた。
Winnersトーナメントでは、Breachにストレートで負け、Eliminateトーナメントをイチから勝ち上がってきた。決勝まで含めると7試合こなしてきたことになる。
ただ確実に”流れ”はきていた。
もちろん、”流れ”はオフラインならではの会場の空気感もあるが、確かにいえることが一つ。
EliminateトーナメントのRavens戦からサーチを落とさず、ずっと勝ち続けたのである。つまり、BO5形式のマップ2,5は勝ってきたのだ。
その結果Fazeが持っていたサーチ連勝記録の8連勝を更新。最終的には10連勝で継続中だ。
そして、Fazeとの大一番。いくらサーチでLAGが負けないとは言え、5マップ先取の決勝においては3マップ目までは互角の勝負だった。
(動画1時間9~10分からスタート)
マップ4Tuscanのハードポイント。
点差は最終的にはそこまで差はついていないが、確実にLAGに流れは、観客は向いた。
キルログに3連続でLAGのログが並ぶことが多くあり、そのたびに盛り上がる会場。それまでとは全く違うものだった。
終始LAGのペースで試合が進む。もちろん、Fazeも返して行くが思い通りの展開で進めれたポイントは片手で数えられるくらいしかなかったのではないか。
20ポイントくらいしか差はなかったが、違うところで明らかな”差”ができたマップとなった。
そして、負けない”サーチ”で、完全にものにした。
結果論だが、マップ5のサーチでLAGの優勝は決まったものだった。
Fazeとしては、前線を張るAbezy選手がマップ6に入るまで、本調子ではなかったことが相当効いている。ただ、確かに強いチームだ。この波乱のシーズンで”ラスボス”として君臨しているのだから。
予想が意味をなさない
CoDの著名人による勝敗予想があるのだが、
このようにほとんど予想が当たっていない試合が1・2試合のレベルでないほどに発生している。
Vanguardというゲーム自体例年にくらべて厳しい面はある。
国内ではそれが顕著だ。
ただ、そんな中、最高峰のリーグではそれまでのシーズンとは比べ物にならないほど、予想がつかない、どのチームでも優勝の芽が残っている環境なのだ。
私も全部の試合を見れているわけではない。にわかぐらいだ。
それでも、ゲームをやらなくなってしまってもこんないい試合・大会を観ないのは勿体ない!
下手くそながら、少しでもこの面白みを共有してほしいと思っております。
eスポーツ視点で言えばこの大会では、ARであるVolkが使われ始めています。ヘッドショット倍率が高くGA(紳士協定)により禁止されるのではないかと当初から囁かれてもいた武器がここにきてメタゲームの一角に上がってくることとなりました。
今後はどうなることやら。
Shiftkeyについて
noteの内容に共感していただければ、ぜひともサポートを宜しくお願いします。今後の記事投稿の励みになります。