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拝啓、20年前の自分へ ~山あり谷ありな社会人生活を楽しむための心持ち~|SHIFTのブログリレーDAY17

ーこの春、頑張るあなたを応援したい!ー

こんにちは!SHIFTの公式note「SHIFTグループ技術ブログ」編集部です。
この春、新社会人になられた方や、転職など新天地でのスタートを切られた方など、今を頑張るすべての方へ(勝手に)エールを贈りたい!
今自分たちがもっているノウハウや経験を、書いてつないで、頑張るあなたに届けたい!そんな、“おせっかい心”から生まれた企画です。

・GW明けから勝負本番!良いスタートダッシュを切りたい!
・新人扱いしてもらえる今のうち!やっておくべきことは?
・みんなが優秀に見える・・・これから大丈夫かなあ。

そんなさまざまな気持ちに、社会人の仲間として、ときには少し先輩として、SHIFTの公式ブロガーたちが全力であなたに伴走します。
少しでも、今を頑張る方の前へ進む力になれますように。
みなさまにご一読いただければ幸いです!《開催期間:5/1-25》

▶DAY17 本日はSHIFTの自動化アーキテクトによるこちらの記事!
拝啓、20年前の自分へ ~山あり谷ありな社会人生活を楽しむための心持ち~

◀◀◀DAY16
本当にやりたいことは"今"決まっていなくても大丈夫



はじめに

こんにちは!SHIFTでテスト自動化アーキテクトをしている木村です。

年度も替わって、街を眺めるとフレッシュな方々がいて、あー、懐かしなーって思える季節になりました。もうすぐ社会人20年目に突入するんですが、20年もあると色々あるなーっと思い、当時大事にしていたことと、今大事にしていることで結構違いがあることに気づきました。

今回は社会人になられたばかりの皆様に何か感じてもらえたらと思い、自分の経験と思いの変化を書いていきたいと思います(ちなみに、こちらで私の人生グラフを紹介しておりますので、気になられた方はご参考に)。

執筆者プロフィール:木村 直樹
製造業のSE、フリーランス、大手製造業のグループ会社をへて、2022年にSHIFTに入社。様々なソフトウェア開発を経験し、PMや案件管理者として働きながら、エンジニアとしてもまだまだ勉強中。趣味はDIYやプラモデル作成など。

変化せず定年までノンビリ仕事するんだ!

大学での就職活動の目標を一言で表すとこんな感じでした。父親が同じ会社でずっと働いていたこと、それにより、地元で親しい友人を作れたことがあり、地元に近く、基本的には転勤もない、同じ会社で働ける所を中心に探していました。面接の中で「転勤は大丈夫?」という質問をされることがありましたが、その時は「できれば避けたいところです」と回答したのを覚えています。その時の面接担当者の方に「転勤は完全に悪ではないですよ。色々な経験を得て、自分の幅が広まりますよ」というような言葉をいただいた記憶があります。当時は「自分にはそれはない」と完全否定していました。

このままでは会社が危ない!

そんな想いで就職したのは、地元に車で1時間ぐらいで帰ることができる、地方の製造業でした。そこに決めたのは、

  • 入社時の職種がすでに決まっている(当時は珍しかったジョブ型雇用)

  • 開発拠点が本社にしかないため基本的に転勤はなし

  • 一部上場のしっかりとした地盤

の3つの理由からでした。希望したソフトウェア開発をずっと同じところでできるんだ!これで、家庭をもって、通える場所に家を買って。。。と言った夢を描いていました。最初の1年、2年は何の問題もなく楽しい社会人生活をしていました。まさに思い描いていた通り。寮生活を経て、賃貸に引っ越し、新しい生活、新しい同僚、新しい仕事と、色々経験をさせてもらいました。

そうこうしていると、会社の業績がだんだん悪くなってきました。写真処理機器を製造している会社だったのですが、皆さんご存じの通り、デジカメ、携帯電話(当時は写メだったな。。。)の台頭により、写真をプリントするという需要が極端に落ち込みました(読者の方でフィルムプリントをされた方はどれくらいいるんだろう。。。)。このままで会社が立ちいかなくなります。何の権限もない私にはどうすることもできませんでしたが、あるプロジェクトに誘われました。簡単に言うと、売上拡大のために今までと違うことをやって行こうというものでした。

その時言われたのが、東京で仕事をしないか?ということでした。やはり地方拠点で頑張っても成果がでにくい。人が集まるところで施策を打たないというものです。確かにその通りだなと思いましたが、やはり引っかかるものがありました。当初の予定から大きく変わるな、、、と。ただ、そのままでいても、自分の場所があるかどうかわかりませんでした(実際、希望退職などを実施しており、多くの先輩、同僚が会社を去りました)。結局色々な状況から東京でのプロジェクト立ち上げはなくなったのですが、当時家の購入を考えていた私にとって、一つの大きなターニングポイントでした。

海を渡って感じたこと

結局東京行きはなくなり、同じ場所でプロジェクトがスタートしました。そこでも新しいことができて、楽しく仕事をしていました。このまま頑張れば、当初の予定通り行けるんじゃないか?と思い始めた矢先、アメリカのソフトウェア企業の買収の話がでてきます。M&Aによって、シナジーを出せる会社を買おうとなりました。それ自体はいいことなのですが、そうなるとやはり誰かエンジニアを派遣しないと。。。となりました。そこで白羽の矢が立ったのが私を含めた数名でした。

国内の転勤も嫌だと思っていたのに、違う国で暮らす?え?どういうこと?っていう思いの方が大きかったです。もともと、飛行機が苦手で海外なんていきたくもないと思っていたのですが、有難いことに、駐在をする前に出張ベースで何回か行かせてもらった結果、飛行機については特に何も思わなくなったのですが、自分の人生プランに海外で過ごすなんてものがなかったので、どうしようかと。。。一度断ろうかと思ったのですが、その時上司に言われたのが、

死ぬわけじゃないんだから、色々やっていった方がいいよ

って言葉でした。当時としては、いやいや、他人事でしょ?って思いましたが、今ではこれが自分の行動の源になってたりします。で、色々ありましたが、結局1年間アメリカ駐在することとなりました。ここで得た経験は10年たった今でも、楽しい思い出、大変な思い出、それを乗り越えるためのやり方などとともに自分の力になっています。基本的に転勤は望まない姿勢は変わりませんが、目の前に選択肢が出てきたときには、その時にベストな選択肢を選ぶという姿勢に変わりました

フリーランスを経て再度会社員へ

ただ、そうやって色々やってきたのですが、世間の荒波は厳しく、やはりその会社で一生続けるのは難しいという結論に達しました。アメリカから帰国後、会社を辞め、フリーランスとして活動することにしました。自分の力がどこまで通用するのか試すんだ!っていう立派な理由でなく、転職活動ってよくわからんし、アメリカで一緒にやっていたメンバーが誘ってくれたこともあって、それならばというような形でした。今でこそリモートワークが一般的ですが、10年以上前に、距離も時間も違うところとフルリモートで仕事をすることになり、あー、こういう働き方もあるんだと思いました。ここでも、仕事に対する価値観が変わりました。

しかしこの生活は長くは続かず。資金繰りが上手くいかなくなったアメリカ企業から給与が振り込まれないようになったため、生活が立ちいかなくなりました。好んでフリーランスというスタイルを選んだわけではなかったので、今度はやっぱり安定した会社員に戻ろうと思いました。ここで初めてちゃんとした転職活動を実施しました。その時には家族もいたので、具体的な給与の額、働くならどんなところが良いかをまた考えることになりました。基本思想は変わらないものの、今度は家族のためにどうすべきかを中心に考えることになりました。結果として、最初の就職先に近い場所で大手製造業の関連会社に転職することになりました。ここも基本的に希望の場所配属で転勤という可能性はかなり低いところでした。

再び職を変えることに

転職後、良き上司・同僚に恵まれ、仕事も自分にあったスタイルだったので、満足した日々を過ごしてしました。ただ、会社として若い人が少ない、今後のビジョンがあまり見えないといった漠然とした不安、給与が頭打ちになってきたといったことがあり、5年ぐらいたったところで、いいところがあれば転職したいなと考えるようになりました。その当時は、当然出社前提だったので、家から通えるところが条件でした。そうなるとなかなかいいところがなく、このまま続けて定年まで行くかーっと思っていたら、コロナ禍が訪れます。リモートワークが一気に普及し、転職の幅もリモートワークを含めると一気に広がりました。

そうすると色々な会社が候補にあがり始め、書類選考もいくつか通過するようになりました。そこで、現在在籍しているSHIFTに出会います。最初はテスト中心の会社かーっと思いましたが、調べていくうちに色々なことができるところじゃないのか!と思うようになりました。どんどん成長している企業だからこそ、経験を積まれた方から、勢いのある若手まで多彩な方が在籍されていると思い、会社としての層の厚さを感じました。そして年功序列でない、やったらやった分だけしっかり評価してくれる土壌があるここでなら更に次のステップに進めるのではないかと思い、新しいチャレンジをやってみることにしました。

まとめ

就職活動時に思い描いていた社会人生活とは程遠いものになってしまったのですが、今振り返ると、かなり充実した生活を送ることができたなと思っています。最初の考えに凝り固まったままだと、色々なチャンスを逃してしまっただろうなと改めて思います。昔はそれこそルーチンのような決まりきったことをやり続けるのがいいと思っていましが、今では色々新しいことにチャレンジしていく方が面白いと感じるようになりました。

若い時の苦労は買ってでもせよ!と昔の偉い人は言っていた思いますが、個人的にはまさにその通りだと思っています。体力のあるうちに、できることを精一杯していくことで、歳をとったときに、自分の限界を考えながらパフォーマンスを最大化する方法を身に付けるこることができます。

最後に - 20年前の自分へ

社会人生活は学生生活と異なり、かなり長い時間があります。その中でライフスタイルや自分の考え方、人や文化との出会いによって生き方が変わる可能性は大いにあります。最初の就職で思い通りになっても、その後がうまくいくとは限りませんし、逆に思い通りでなかったとしても、充実した社会人生活を送ることもできると思います。自ら動けば新しい道は常に開けると思いますので、失敗を恐れず、新しいチャレンジを続けていっていただければと思います。

20年前の自分に一言っておこう。

どの選択肢も間違いじゃない。楽しんだもん勝ち

以上です。
皆様も素敵な社会人ライフを!


明日のSHIFTのブログリレーは
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