![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/80457105/rectangle_large_type_2_3e617b3b38d88143134151ba96e8fb87.png?width=800)
仕事を辞める決断をした理由
仕事と不妊治療の両立を頑張ってきましたが、限界が来たためやむなく退職することにしました。
今回はその理由をいくつか書いていこうと思います。
病院が遠くなる
今までは仕事とできるようにと仕事場から近い病院を見つけて行っていました。
有名な病院や、設備が整った病院に行きたいと思っても半ば諦めていました。
なぜなら、今の職場からは業務終了後にどれだけ頑張っても受付時間に間に合わない!
体外受精を失敗し、転院するかを考えた際、他の病院は仕事を辞めないと通えないわけです。
診察のたびに休みをとるか?
場合によっては週3回以上病院に行かなければならないときもあります。休みは全て有休消化です。とてもじゃないけど賄いきれません。
それにそんなに休みも取れないでしょう。
わたしには新しい病院に行くなら、今の職場を辞めないと無理な状況でした。
シフトの調整が苦となる
私は不妊治療を上司に打ち明けていたため、急なお休みは取れました。
しかし前回の記事に書いた通り、残り番など当直などのシフトは他の人と同じように1人の人間としてカウントされました。
本音を言うと、病院へ行く月のシフトは減らしてほしいと思っていました。
しかし、人手不足の中そんなことを言える勇気はなく、自分の仕事が他の人の負担になるのがとても気が引けていました。
シフトに左右されながら通院するのがとてもストレスで、もっと自由になりたい!と思ったのです。
薬の副作用で体調が、、、
体外受精ですと、採卵方法によってはたくさんの卵胞を育てます。
私は低刺激法で、左右に6ー8個の卵胞がある状態でした。
とてもじゃないですがとてもお腹が苦しくて、仕事をするのもやっとです。
採卵後も麻酔が切れた後は激痛が走り、ゆっくりと歩くことしかできませんでした。
木曜日に採卵、金曜日は仕事、土日は休みというスケジュールでしたが、金曜日はまともに仕事ができなかった記憶があります。
今思えばなぜ休まなかったのか、、、
胚移植のときも薬の副作用で気持ち悪くなり、何度か早退させてもらうこともありました。
放射線技師の仕事は結構動くので、体外受精との両立は、体への負担が大きかったです。
人との距離を置きたかった
他の人が妊娠・出産した話を聞くと、自分のところにはどうして赤ちゃんが来てくれないのかといつも悲しくなります。
自分は一生懸命、病院にまで行っているのにどうしてダメなのか。
子どもができ、環境が変わっている人を見ると、子どもを望んでいるのにできない私は、時が止まっているように感じていました。
職場で妊娠・出産の報告を聞いたときは喜ばしいことなのに、心から祝えない自分がいます。
その人と一緒にいるのがなぜか辛くなり、トイレに行って泣いているなんてことも。
特に生理がきてしまったときに受けた報告は、雷でも落ちたかの衝撃を受けます。
自分は生きている価値がないのではないかと、思い悩んでしまうほどメンタルがズタボロです。
だんだん職場に行くことさえ辛くなってきました。
一度、社会からは距離をおいて1人で過ごしてみるのどうだろうかと思ったのです。
今後の予定は?
今は、人との距離を置きたいため、当分はゆっくり自分だけの時間を過ごそうと思います。そのためパートとかでも働きには出ないつもりです。
引越しもするため、新居での新しい生活で何かやりたいことを見つけたいなって。
まずは持ってきたものをどう収納するかを考えようかと。
辞めるときはやっぱりお金が心配でした。
一気に収入が私の分がなくなり半分になるわけですから。
でも旦那さんが仕事にストレスを感じているなら辞めてゆっくりしてほしい、と言ってくれたため甘えることにしました。
正直、今後どうなるか全然わかりません。
けれどそのときの自分の気持ちと相談しながら頑張ってみようと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?