自閉症、幼少期の過ごし方
支援者と障碍児の親
今自分は、自閉症の方の生活介護の現場に支援者として働いている。途中ケガもあり、お休みもしていたけれど、二カ月経った。
支援者としては、まだまだど素人。でも、障碍児の親として色んな事が見えてきた。
幼少期の過ごし方、とても大事だなと思う。早期療育はもちろん大事だと思う。それは確かにそうよ。でも、いかに沢山の事を経験してきたのかは、もっと大事だなと思うのです。
自分で選ぶという経験。他人と同じ活動をするという経験。できなくても、同じ空間で過ごすという経験。要求が通らないこともあるという経験。成功体験。失敗経験。何でもいい。経験することは、その分、その子のスキルの基礎となるとおもうのです。
完全に、私の個人的見解。
そして、最低限のマナーを身に着けさせることが可能なら、教えておいて欲しい。特に食事。就労支援に行っても、生活介護に行っても、一般就労しても、どこの場でも食事は付き物。椅子にきちんと座る。テーブルを向く。クチャクチャさせない。後始末できる。箸がうまく使えるに越したことは無いけれど・・・そうではなくて、他人に不快な思いをさせないマナー。もちろん、食べさせるだけで精一杯な家庭もあるかもしれない。しかし、ある程度成長してから覚えさせるのは、幼少期の何十倍も労力が必要。
自分も親という立場も経験しているから、毎日生活するだけで大変なのは分かる。でも、現状を知るとそれではダメだと思う。そして、子供自身が辛くなるそう思う。
今、自分の子育ての答え合わせをしているような感覚でいる。
本当にスパルタだと思う。1歳の頃食事中に立って歩いていたら、食事は片づけていたし・・・もちろん座ったら、また準備して。急な予定変更を受け入れるように仕向けたり・・・必要なことは、ルーティン化させて覚えさせたり。駄々っ子したら手に入れられるという経験だけはさせたくなくて、断固として拒否。きちんと交渉の仕方を教えたり。
今のところ、答え合わせは良い方向に向いてるのかな?とは思っている。
もちろん、失敗もある。
うちは、トイレでトラウマを作ってしまって・・・7年たった今でも克服できていない。場所が変われば、慣れるまで毎回最初から同じステップで慣れさせないとならない。それは、支援者も親も本人も毎回辛い。
親もいつまでも、元気ではいられない。体力も落ちる。だから、親の体力もある、子供自身もスキル獲得に柔軟性のある幼少期にたくさんの経験をつませ、教えられることは教えておくべきではないかと思う。
これは、あくまで、私の個人的な意見。
誰しもがそうした方が良いわけではないと思う。
思いつくまま、まとまりがなくて、申し訳ない。
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