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労働組合ストへ2日間参加、そして感想

まだ体が痛くて記憶も新鮮なうちに少しメモっておこうと思います。

正直に、そして率直に言って、なんやかんや文句言いつつも、いつも通りの仕事してる方が楽です。ストは老いる体には辛い。身体的にも金銭的にも負担が大きいと感じました。

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私は午後のシフトで12時から4時まで、車通りと人通りの多い交差点に配置されました。5−60人はいたかしら。こういうのが全部で6組。(組合メンバー自体は2000くらい。)

紫の組合Tシャツが配布されました。サイズは3XLしかなくて、それを私は冬用のロングダウンジャケットの上から着ます。丈は膝まであります(汗)私一人だけ独立させたらきっと異様な格好に見えたことでしょう。でも大勢の中の一人なので気にしない。。。

そして何をするかというと、その配置された交差点付近の歩道上15−20mの距離に細長い円を作りぐるぐるとゆっくり歩きます。とりあえず、基本はそれだけ。ひたすら歩き続けます。

メッセージの書かれたプラカードを持つ人もいます。音を鳴らすのもあり。私は娘の玩具箱で眠っていたタンバリンを持参しました。笛とか、鍋とヘラの人もいました。

あまり時計は見ないようにします。頻繁に見ちゃうと時間が進んでないように感じてしまいますので。

いかにもアクティビスト的な、経験者的な人がたまに巡回して声かけをしてくれます。こういう人が現れると一瞬で場の雰囲気が変わり、みんなの士気が不思議と上がるのです。

途中45分間ほど、全員が持ち場を離れ、キャンパスの中を行進しました。組合代表のスピーチもありました。全員が一箇所に集まると、かなりの大人数です。こんなにも大勢がキャンパスのいろんなところで働いているのかー、改めて驚きました。

二日目には集合写真を撮る場面もありました。そしてさらにぐるっとキャンパスを通り、外を大回りして持ち場へ戻る、とまあ、みんなで散歩に出ました。動いて風景の変わるところを歩くのはとても良かったです。持ち場でぐるぐる歩いてるのは苦痛以外の何物でもありません。最後の1時間はあいにく雨が降り始めてしまいました。

これ以上ストが続かないことを祈ります、マジで。膝と足の付け根の関節と腰が痛くて仕方ありません。帰宅して即効風呂に入り、ヒートクリームを塗り塗り。

昨夜二日目の夕食はダックさんが寿司のテイクアウトをとってくれました。美味しかった。ありがとう!

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実は11年前にもストがありまして、その時はなんと90日間も続いたそうです。地獄ですね。私はちょうど幸運にも、と言って良いのか、いや、いけないだろうけど、免除されました。育児休暇中だったんです。

この時にみんなが頑張ってくれたのを機に労働条件が大きく向上されました。私はその恩恵を確実に受けてます。感謝です。私も将来の人たちのために少しでもできることはしないといけないなーと思うのです。

(出かける直前まで分厚いダウンか薄いダウンかどっち着ようか迷って、結果分厚い冬用ので出かけて大正解でした。ついでにマイナス20度でも大丈夫な馬鹿デカ分厚い手袋もとても重宝しました。体感温度は6度前後だったと思います。)



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