HEAVYPOSITIVEROCK

やぽ、紫月です。
今日の #おきもちしづき  は書くかずっと迷ってて
というか書いては消してをずっと繰り返してた内容だから
いつも以上にうまく言葉にできてないと思うし
感情的になっちゃうとこもあると思う。
まあたまには、ね。

さてさてやってこうかな。
紫月担は知ってると思うんだけど紫月にはカミサマがいる。
といってもなんか変な宗教じゃないからね!
カミサマだって思ってる存在がいる。
SuG
紫月にとってはじめて本気で好きになったバンド。
まだV系も青文字系のファッションやメイクも全然市民権なくて
なんかそういうやつらがいる、変なやつら、みないなそんな扱いだった。

出会ったのは本当に偶然。でも多分運命だって思ってる、紫月は、ね。
当時全盛期だったアメブロで紫月はブログ書いたりいろいろ見て回ったり
いつも通り徘徊してたら武瑠のブログにたどり着いた。
すごく綺麗な人だって思った。
もちろん見た目もそうだけど綴っている言葉も。
どうやら彼はバンドのボーカルらしい。
最初はふーんって感じで見てて、だんだん気になってきて曲も聴いてみた。

ちょうどこの曲が出たあたり。
見たことないのに見たかった世界だった。
全部がすごいって思ったし好きだって思った。

-自分らしく生きる それだけのコトが どうしてこんなにも難しい?-
難しくなんかねー カッコつけてんな 弱虫な僕たちに バイバイ

https://j-lyric.net/artist/a04d5db/l01ca40.html

そこからはもう紫月にやれるだけのことは全部やった。
今より情報を手に入れるのも手軽じゃなかったし、
先述したようにV系もバンギャもそういうファッションも理解されなかった。
でもそんなんどうでもよくて、とにかくSuGが好きで、武瑠みたいになりたくて、もちろんCDが出たら全部買ったし、雑誌、ブログ、Twitter、ニコニコ生放送、YouTube・・・いろいろとにかくやれることはやった。

そのうちSuGのツアーが決まって、仙台に来るってなって、人生で初めてのLIVE参戦。
雑誌で見た田舎じゃ売ってない服探したり、メイク調べたり、とにかくかわいくしなきゃって思って頑張ってた。
(今見るとハチャメチャすぎるぞ紫月カレン)
初めてのライブハウス、初めてのLIVE、一般でギリギリに買ったチケットだったからすっげー後ろだったんだけど今でも覚えてる。
生で見るSuGは、生で聴くSuGは、全然違ってた。
全身に痛いくらい刺さる無理矢理前向きが心地よくて、初めてでフリとか声の出し方とかノリ方とかわかんなくて不安だったはずなのに楽しくて気持ちよかった。汗と涙でぐちゃぐちゃになってでもすっごい幸せだった。

武瑠の言葉も考え方も歌い方も常にいろんなことに挑戦していく姿も大好き
まーたんの美しくて儚げなのに中身激アツなギャップが大好き
ゆじさんのおちゃらけスーパーカワイイし創り出す曲全部刺さるの大好き
ちゆのビリビリくるベースラインもお兄ちゃんぽいとこもいっぱい煽ってくれるとこも大好き
ぺーちゃんの小柄な見た目から想像できないくらいパワフルなドラムもいっつも優しくてメンバーもギャのことも見ててくれてる姿が大好き

途中活休とかいろんなことがあったけど、それでも何があっても紫月の中でSuGが何よりも大切でいちばんの存在で。

ちょっとだけ脱線するんだけど運命エピソードだから話させてほしい。
武瑠が原作・監督をつとめた短編映画『WE CRY OUT HELLYEAH』が地元の映画祭で賞をとった。
武瑠が地元の映画館に来た。こんなクソ田舎に大好きな武瑠が来るなんて思ってなかったから大急ぎでチケットとって授賞式見に行ってさ。
そん時に一緒にいた友達と武瑠の3人でお話するタイミングがあったんだけど「山形にはSuGのFC入ってる人2人しかいないんだよ」って言われて。
友達と顔見合わせてさ、それうちら!って。
FCのカード見せたら武瑠もびっくりしてて「また山形来られるように布教頼んだ」って握手してくれた。
その映画祭からの縁があって地元のバスケチームに楽曲提供してくれたり、試合に来てくれたりでSuGとして山形との縁が深くなっていった。

そこからまさかの山形でのLIVE。
そんでまさかのバクステ当選。
地元でLIVEしてくれるってだけで嬉しいのにその公演でバクステ当たるなんて運命じゃない?
メンバー5人と紫月で撮ったチェキ、ずっと宝物にしてる。
何話したのかも全部覚えてる。恥ずかしいからお前らには教えてあげないけどな!
今思えばきっといちばん幸せだった。なんにも知らなくて、「また山形に来てね」なんて指切りしてバイバイした。

次に会えたのが最後の日。
2017年9月2日 武道館公演。
名目上活動休止。でもわかってたよ、これが最後だって。
ずっと見たかった景色なのにこんなに苦しくて悔しい景色になるなんて思ってなかった。LIVEは楽しかった。ずっと好きだって思った。それでも最後なんて認めたくなかった。
わかってたけど目をそらし続けて3ヶ月。
2017年12月20日 解散発表。
あーあ。現実じゃん。もう言い訳できないじゃん。あーあ。
しかもHPでの発表ってなんだよ。
なんでなんにも言ってくれないんだよ。
わかんないよ、わかりたかったよ。
なんにもできなかった。
とにかく悔しくて悲しくて苦しくて、全部が憎かった。
でも嫌いになんてなれなかった。

初めてできた大好きな人たちだったし、自分の核みたいな部分にかなり強い影響を与えてくれた存在だった。
だからこれ以上変な感情持ちたくなくて逃げちゃいたくて全部しまった。
考えても仕方ないよ。現実は変わんないよ。
だから自分の奥に全部全部しまって、考えないように見えないように見ないようにした。

そうやって時間が経って。
2023年3月9日にSuGとしてLIVEすることが突然発表された。
解散公演でもない
再結成でもない
「       」
正直すごく怖かった。
でも行かないなんて選択肢1ミリもなくて。
気付いたら東京ぶっとんで会いに行ってた。
そこで見たもの、聴いたもの、それで全部納得した。

ああやっぱりお前らにはかなわない。
ほんとはさ、ずっと好きだったよ。見ないふりしててごめん。
そんなダサい生き方ダメだって教えてくれたのは紛れもないSuGなのに。
考えたら傷つくから思い出したら苦しいからだからずっと逃げてた。
ああもう、ダサい。クソバカ紫月。なにしてんだよマジで。

東京から帰ってきて、部屋の奥にしまってた箱を久しぶりにあけた。
お前らは知ってると思うけど紫月は片付けとか苦手だし部屋も汚いし自分の部屋ならなんぼでも散らかしっぱなしにする女。
SuGと出会ってから買ったもの全部、綺麗に整理してしまってあった。
CDはもちろん雑誌もLIVEグッズも武瑠の小説も、あのチェキも。
あの日からずっとしまってたんだね。こんなに綺麗にできるんだ。
ああ、それくらい、本気で大事だったんだよね。
一切色あせてない綺麗にしまわれてたそれを見て、また泣いてしまった。
きっとあの日の紫月も泣いてたんだろうな。
全部にむかついてどうしようもなくてでも嫌いになれないからこうやってガラにもなく丁寧にしまっちゃってさ。
でもさ、開ける日、ちゃんときたよ。
これをしまった日の紫月が聞いたらそんな冗談やめろって泣きながら本気でキレると思うけど、これが死にたがりのお前が死ねなかった先にあった幸せだよ。

主役の舞台 自ら降りるような奴はさ 来世にモテないぜ
どんなフィナーレでも自分次第の自分史 描けんだ

https://www.uta-net.com/song/124905/

で。先日ツイートされたコレで今日の内容が決まったってわけ。

仙台公演もちろんVIPで入るの決まってますよ。はい。

39日間限定でもまたSuGに会えることが今の人生のモチベ。
最近よく「紫月変わったね」って言われるようになったけど本来はこっちなんじゃないかな、知らんけど。いやまじ知らんけどね。

怖いもんひとつもない そんな台詞言ってみたい
今すぐ逃げ出したい でもみんなを裏切れない
正解はeasyと言えない空気
苦肉の策 破棄 吐き足りない覇気
背水の陣だからこその価値

https://www.uta-net.com/song/231986/

ぼくらは綱渡りだった 傷だらけだった そして未来もそうであれ
たとえ女神に見放されても 口説き落として また惚れさせてやるからさ
綱渡りだろうが 傷だらけだろうが 変わらず明日を生きてゆけ
それがただの虚仮威しでも 間違いでも 真実にするために足掻くだけ

https://www.uta-net.com/song/231986/

さて、39日限定が終わったあとの紫月カレンはどうなるのか。
どんな結果になっても今度こそ忘れたくないな。
SuGが、武瑠が教えてくれた"HEAVYPOSITIVEROCK"を。

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