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カーテンの雑煮

あけるは縦でしめるは横であることを実感させられる今日この頃 いかがおすごしですか?
わたしは猫を愛でています。

縦でしまるものを私は日常であまり目にしません。
あ、でも筆箱の留め具は縦でしまりがちですね。
あの留め方はしくみがとてもわかりやすくていいですよね。
留めるの留はとてもよくゲシュタルト崩壊をします。
ゲシュタルトを焼いてみたい。

いま23:32なのですが、わたしはこういう時間がとてもすきです。
15:51とか45:54とか。
なぜかといわれたら説明できませんが。
わたしの身の回りにはなぜかといわれたら説明できないことだらけな気がします。

説明しようとしてみましょう。
・「あ、ニジュウサンジサンジュウニフンだ!」とことばにするとたのしい
・15:51はもちろんだけれど25:52や45:54にもなんとなく「絶対値5」という感覚を覚える
・みためがどことなく左右対象ぽいところがよい
・10時以降の一時間に1分しか出没しないレア感
・時と分が仲良さそう 喧嘩少なそう

説明しようとしてみるものですね。

昨日も書いたのですが、わたしは今大学にも行かずアルバイトもせず人にも会わず家事もせず猫を愛でているので、一日の中にある内容量がとても少なくなっています。

故に今日みた映画について(とても薄く)紹介します。

『天才マックスの世界』
ウェス・アンダーソン監督の初期の頃の映画です。

わたしはU-NEXTユーザーなのですが、ウェス・アンダーソン作品が『グランド・ブダペスト・ホテル』『ムーンライズ・キングダム』以外有料公開になっていたところ 徐々に一作品ずつ見放題になってきていて、喜んでいます。にまにま。
〝にまにま〟を逆からよむと〝まにまに〟になるのすごいですよね。

ウェス・アンダーソン監督の映画は一度みただけだとわたしのあたまだと全貌がつかみきれないなといつも感じます。
ゆえにこの映画も紹介できるほどに全貌が掴めていません。
けれど見終わりの感情はとってもよいです。幸福な余韻にひたりながら猫を愛でることができました。

主人公はマックスという15歳の少年なのですが、冒頭彼が行なっている課外活動について紹介するシーンはもうわくわくにまにま合戦です。マックスとんでもない。
登場人物がみんな個性的でぶっとんだ展開も多いのにこう、「あれ、全然ぶっとんでないんじゃないか?」と思わせられる独特の説得力を終始感じました。
すばらしいよなあ。憧れてしまいます。
こう個性の強い主人公を見終わりにはとても愛おしく思えている映画は素晴らしいですよね。

何よりわたしはビル・マーレイさんがもう非常に好きで、ビル・マーレイさん出演の映画はいつでもビル・マーレイさんにうちぬかれてしまうのですが、この作品のビル・マーレイさんも最高なビル・マーレイぶりでした。
あの、ビル・マーレイさんが電話しながら通りがかりに少年のシュートを妨害するシーンなんか最高でしたね。思い出し笑いしてしまいます。
わたしは特にビル・マーレイさんの困り顔がだいすきです。

おこげ(わたしが愛でている猫の名前)はストーカー癖があるのですが、今日はわたしがお風呂に入っている間にバスマットでねこけていました。かわいい。
〝ねこけ〟という言葉は猫のためにあるのかもしれないなと実感しています。
ねこけ

みなさんの鼻歌がいつか教科書にのりますように。
また明日。

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