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アイドルによるアイドル考察:愛されているのは私自身ではない

ご無沙汰しております!
LoveCherishの赤色担当、志田千鶴です!


日々のライブ活動や新曲お披露目の準備などで忙しくさせていただいていたため、noteの更新はだいぶ滞っておりました。
ですが、大変有難いことにその間にも、noteを読んで千鶴ちゃんに興味を持ちました!という声が届いたり、中には実際にライブや特典会に足を運んで下さった方もいらっしゃったりして、本当に嬉しく有難い限りでした….°(ಗдಗ。)°.


個性が飽和しつつある地下アイドル業界のなかでも、「書く」という特技はやはり1つの大きな武器なのかもしれないと思い、久しぶりに筆を走らせている次第です。

(と言っても大学の教授に先日「日本語が綺麗じゃない」とバチボコに殴られたばかりなので絶賛自信喪失中です^^所々キモくても大目に見てください^^)


2024年2月8日(木)に新宿BLAZEで開催されるLoveCherish3rdワンマンライブまで、毎週土曜日に定期投稿していく予定ですので、是非フォローもよろしくお願いいたします😊

デビュー当初から熱望していたBLAZEワンマンです🥹
タップしたらチケットサイトに飛びます!


念願の新宿BLAZEワンマンまで50日を切り、成功させるためにいよいよ本腰を入れていくぞ!という時期に差し掛かっているのですが、
過去最大のキャパシティということもあって、まずは興味を持って下さる方、応援して下さる方を増やしていきたいですね…。🥹


アイドルとして成功を収めるためには、
「新しく出逢ってもらう」ことだけじゃなくて、
その新しく出逢ってくれた方に
「応援し続けてもらう」ことも必要不可欠です。

2つの要素が揃って初めて、アイドルとして大きくなることができると思います。

入り口は広く、出口は狭く、って感じ…?笑



「新しく出逢ってもらう」ことは、多くの地下アイドルが活動している昨今において、デビュー間もないアイドルか、頭ひとつ抜けたアイドルでないと、自然に認知が広がる機会は多くないのが現状です。

ただし、「新しく出逢ってもらう」機会を自分で作りに行くこともできて、その1つとしてフライヤー配りが挙げられると思います。

私自身も、前回のワンマンライブに向けて1000枚フライヤーを配るという無謀な企画を達成した経験があるのですが(つらかったなみだ)、その際に書いた記事も是非読んでいただけたら嬉しいです!


今回着目したいのは、
新しくファンの方に出逢った後に、
「応援し続けてもらう」ことについてです。



アイドル活動を続けていく中で、応援し続けてもらうことって、そう簡単ではないと感じる機会が度々あります…。

「前はあんなに応援してくれていたのに、ぱたりと現場に来なくなってしまった」とか、
「Xアカウントを覗きに行ったら新しい推しメンと出逢ってしまっていた」とか、
そういった「別れ」をアイドルさんなら誰しも経験したことがあるのではないかな、と思います。


この業界に魅力的なアイドルなんて星の数ほどいるし、直接応援するにはお金や時間などの有限なものを引き換えにしなければならないし、そもそもアイドルの応援って義務じゃないし…

みたいな感じで様々な理由があるので、この「別れ」はアイドルというお仕事をする上で避けては通れない宿命であると理解しています。


でもそれって、しょうがないことだと頭では分かっていても、いざ直面すると正直めちゃくちゃ病み散らかします。だって人間だもの(^O^)

1人の存在でその日のライブの景色が大きく変わるような世界で生きている身からすれば、「別れ」によるダメージはとてつもなく大きいです。

自分には何が足りなかったのか?自分はその程度のアイドルだったのか?自分の存在意義は何なのか?いつ何をどうしていればこんなことにはならなかったのか?今応援してくれている人たちもいつかは離れていくんじゃないか?そのうち応援してくれる人が一人もいなくなったらどうするのか?


なんていうあまりにもネガティブな考えが、頭に思い浮かんでは打ち消し、を繰り返すばかりです。


こんなふうに、出逢いや別れに一喜一憂していたら心が持たない!!!

いつの日からか、そう考えるようになりました。


だから、自分が冷静かつ誠実にファンの方と向き合うために、
そして何より「応援し続けてもらう」努力を忘れないために、

「私という人間を好きになってもらっているのではなく、私という表現を好きになってもらっている」

と理解することが大切だと気付きました。


●「私という表現を好きになってもらう」とはどういうことか?

1人の人間がそのまま商品となるアイドルは、一見「私という人間を好きになってもらう」お仕事であるように思えます。


でも、日々皆さんにお見せしているような、アイドル活動に対する姿勢、ライブパフォーマンスにおける努力と結果、応援して下さる方とのコミュニケーションなど、
ファンの方に愛されているのは私自身ではなく「志田千鶴として生み出す表現」であると思うのです。


「違うよ…一人の人間として応援してるつもりだよ…」と思って下さるファンの方にとっては、かなり悲観的で冷めた考えに思えるかもしれませんが、
アイドルとして表舞台に立っている以上、同じ私という人間でも表現や状況次第で応援し続けてもらえなくなる可能性があるという危機感を持っておかないといけないと感じる機会が多いです。


それは、決してアイドルとして完全に偽った姿を届けなきゃいけないとか、皆さんのことを騙しながら活動しているとかいう、ショッキングなことを言いたいわけではないです!

自分自身は、この活動に対して出来る限り愚直に向き合い、素直な姿勢を精一杯お届けしているつもりではあります。


でも、アイドルとしての志田千鶴は、決して私という一人の人間だけで完成するものではありません。
楽曲を提供して下さってる方や、プロデュース&マネジメントして下さる運営さん、個性に色付けをしてくれるメンバーや応援して下さるファンの方がいて初めて完成するものだと思っています。


赤い斜線部分が、私以外の人の力によって完成されている「志田千鶴」です



だから、応援の対象を勘違いして「私という人間そのものが支持されているんだな」とばかり自惚れてしまっては、
より良い表現を届けようと努力することも、周りへの感謝も忘れて、ちょっと人より何かが秀でてるだけの自信過剰な勘違いモンスターが誕生してしまうと思うんです!


もし推しメンがそうなっちゃったらめちゃくちゃ切ないですよねぇ…
(いや、意外とそういうのが好きな人もいるのかもしれない…?)


自信過剰な勘違いモンスターと化してしまっては、せっかく新しい出逢いがあっても「応援し続けてもらう」ことが難しくなるパターンであるとも思います。



ファンの方に「私という表現を好きになってもらっている」以上は、
ありのままの自分を愛してもらえていると慢心せずに、アイドル活動に対する姿勢をどう「表現」することがより適切なのかを考え続け、それを行動に移していく必要があると思います。


逆に、「私という人間を好きになってもらっているのではなく、私という表現を好きになってもらっている」という考えを日頃から持っておくと、
厳しい批判や突然の別れに直面して極度の自己嫌悪に陥ってしまう危険も回避しやすくなる気がします。

この考えは、アイドル活動をする上での自己防衛としても有用なのかもしれません。



精神衛生を守りながら、冷静かつ誠実に「応援し続けてもらう」ための努力を忘れないためにも、

「私という人間を好きになってもらっているのではなく、私という表現を好きになってもらっている」

と日頃から考えておくと色々辻褄が合うなーと1年8ヶ月かけて学んだ志田さんでした^^


とは言えファンの方からの甘い言葉に自惚れたい時だってあるし、やっぱ自分って愛されてるー!イェーイ!って舞い上がっちゃうときもあるし、キャラとしては相応しくない弱みを見せたくなる時だってあるよね。人間だもの(^○^)


そうやってふとした瞬間に垣間見える人間性みたいなのも、これまたアイドルに沼る要素だったりしますよね。


確固たる信念を持ちながらも、自分が置かれている状況に応じて人間らしく柔軟に生きられるようになりたいです。


来週12/30(土)の更新もお楽しみに^^

メリークリスマス!!!🎅🎄✨



1/10(水)に大塚Hearts+で千鶴の生誕祭あるよ♡


2/8(目)の新宿BLAZEワンマン、
後方エリア&女性はチケット代0円です🉐

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