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【愛の抵抗】時には未来の話を

恋愛を話題にするとき、たいてい「昔の自分」を語ることになります。自分の経験がモノ言うトークテーマだし、何よりお酒飲みながら話すとすっごい楽しいです。

でも解散して酔いながら電車揺られてるとウッてなるのよね。なんだか悦に浸っちゃって、まさか話し相手を置いてけぼりにしちゃってた? 相手にカッコ悪いところ見せちゃった? そして、まだ自分は未練たらたらなの?みたいな。

ぼくのメンターであるみうらじゅん氏は「親・他人・過去の自分」と比べないことが生きる秘訣と説きます(これを比較三原則と言います)。もう1人のメンターである高田純次氏曰く、歳とってやっちゃいけないことは「説教・昔話・自慢話」をあげます(残ったのはエロ話だけだとオチもつく)。

要は「昔の自分」語りって難しい。周囲にどう思われるかも考えちゃうし、何より語り過ぎちゃうと自分にとって生きづらくなっちゃう気がします。

でもね、「昔の自分」について誰よりも語れるのは「今の自分」なんですよ。誰よりも知っているし、誰よりも見つめてきたろうし。語ろうとすると何を語るか考えないといけないから、おそらくその都度「昔の自分」を分析してきただろうし。それができる「今の自分」は大事ですよ。昔の自分に向き合っているわけですから。

さらに、とても当たり前のことだけど、過去の積み重ねがあって現在がありその先の未来に繋がるわけです。「今の自分」が昔とこれからを繋げてくれる存在です。

だから恋愛について話す今、時には「未来」の話をしてみませんか。昔を思い出しながらも、これからどんな恋人やパートナーと出会いたいか。共にどんな時間を過ごしたいか。どんな関係に発展させたいか。

そんでもって「自分たち」の話もしましょう。せっかくなら「ぼく」だけじゃなくて「ぼくら」の話にした方が友達増えて楽しそうじゃない? 結局ぼくらはひとりでは生きていけないのか。誰かと共にいるのがいいのか。恋愛はどう変わっていくのか。愛の形はどうなるのか。どう在ったらぼくらは幸せになれるのか。

昔の自分や今の自分に難しくても、未来の自分たちなら叶えられることはあるかもしれない。結構マジで無根拠にそういうこと信じてます。

サイゼのデカンタ飲みながら、「未来の自分たち」について朝まで語り合って眠れれば、とても素敵だなと思っています。


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大学のゼミで出会った「あさちゃん」と「しだちゃん」。卒業後も年1の飲み会で話すくらいのフツーの仲だったのが、どっこい週1でポッドキャストを録ることに。ゆるりと資本主義に立ち向かう&世界平和を目指す、ふたりなりの『愛の抵抗」が始まります。

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