「一本の声」より(永澤康太著『誰もいない』より) 8 七月堂・七月堂古書部 2024年1月20日 15:58 一本の声に戻ってゆきたいあなたであり、ぼくでもあるようなきみであり、きみでさえないような一本の声に戻りたい透明な樹を、植えてゆきたいこころのずっと奥のほうに落としてしまった種があるそこから延びて来るものだけそのものだけを、信じたいどうしてどうしてそう思うのかどうしてどうしてここにいるのかどうしてどうしてあなたはここにいないのか永澤康太『誰もいない』収録発行:七月堂七月堂HP通販はこちら七月堂古書部オンラインショップはこちら ダウンロード copy #詩集 #豪徳寺 #七月堂 #永澤康太 8 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート