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こころを育てるスポーツをさせよう!スポーツを始めるときのポイントをご紹介

子どもの能力を伸ばしていくうえで、「からだを鍛える」、「こころを育てる」というのは大きな二つの柱になります。からだを鍛えることはもちろん、こころの成長にとっても非常に効果的なのが、スポーツに取り組むことでしょう。具体的に、スポーツが心の成長にどのような影響を与えるのか、また子どもにスポーツを始めさせる際に親が気をつけるべきポイントをお伝えします。

●スポーツを通じてどのような感情を経験できる?

スポーツのなかでも、とくに団体競技は、チームワークを必要とします。チームメイトとともに達成感を味わうことができ、その経験が自然にこころを育ててくれます。

そしてスポーツは、はっきりと勝敗が決まってしまいます。勝つ喜びも負ける悔しさも経験することができ、どちらの気持ちも子どものこころを育てる重要な糧となります。

また、基本的な礼儀を教わることができるだけでなく、相手を思いやる素直なこころや、やる気、我慢強さも学ぶことができるでしょう。

●スポーツを始める際のポイントとは?

まずは、子どもが一生懸命になれる好きなスポーツを選ぶことから親がサポートしてあげましょう。好きなことに取り組むことで、そこから学び取る要素も何倍にもなるでしょう。

そして、どのような指導者に指導してもらうのかということも大きなポイントです。基本的な礼儀をしっかりと教えることができ、タイミングをみてうまく励ましの言葉をかけてくれる、的確なリーダーシップを備えている指導者に出会うことが重要です。
そして、試合があるときには、なんとか時間をつくって応援に行ってあげましょう。親が自分を見守ってくれているという気持ちは、子どものこころを強くたくましく育むことでしょう。「見守る・見守られる」というかたちのコミュニケーションも、親子の信頼関係を築くことにつながるのです

このように、子どもにスポーツを経験させることは、単に運動をするだけではなく、そこからチームメイト、指導者や親など、子ども同士や大人との人間関係を積み重ねることになり、こころの成長につながります。何のスポーツをどのような環境で経験させるのがよいのか、親子でしっかり話し合いながら、からだもこころもたくましく育てていきたいですね。