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【企画参加】一人っ子にしてしまったことを後ろめたく思っている親が一人っ子で良かったことを考える

きょうは、リコさんが企画なさっているこちらに参加させて頂こうと思います。スーパー人見知りなのに。はじめまして。よろしくお願いします。


(こたつぶとんさんのイラストの安心感よ・・・)

企画を拝見したときからずっと参加したいと思っていたのですが、自信を持って「良かった」と言えるエピソードが思い当たらず、ちょっとぼんやりしてしまいましたが、とりあえず参加してみる型。
普段絵描きとして絵ばかり投稿しているので、文章もうまいこと書けなくて、時間がかかってしまいました。読みにくくて申し訳ありません。


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我が家には11歳の息子が一人います。

一人っ子が良くて一人っ子になったわけではなく、二人目不妊でした。不妊治療を少ししたのですが、自分(達)への体の負担と、いま一人いる子どもの成長をしっかり見届ける方がいいのではないかという結論に至り、一人っ子となった子どもです。
子どもがほしいと思っているときに、周りで次々に妊娠される方がいらっしゃって、中には自分より歳上の方もいらっしゃったりで、素直におめでとうと思えない時期があったりしました。
また、子どもの習いごとやPTAなどで親御さんと接する機会で「きょうだいあるある」のような話が繰り広げられている際、勝手に肩身の狭い思いをしてしまったりもしました。

(追記:他の方が悪いなんてことではなくて、本当に自分の心の中の問題であります。ただ読むとそんな人たちを恨んでいるようにも聞こえてしまって、そんなことないんだと焦っている。)

つまり、一人っ子に「させてしまった」と思ってしまい、それを後ろめたく思ってしまっている親です。どうしても、お友達がきょうだいで仲良くしているところなどを見ると、ああいなくてごめんよ、という思いが過ります。
もう今更考えるのはよそうと思い、気にしないようにはしていますが、やっぱり未だ、心のどこかでそう思っているようです。
そんな状況なのに、「一人っ子でよかったこと」なんて、どの口が語るんだろうか、とも思いますが、考えないとやっぱり、後ろ向きな方向に引っ張られてしまいます。なので考えた次第です。

(自分の)子どもが一人っ子でよかったこと。
・意識して外に出ることができた、人見知りな私が一歩踏み出す力になった


子どもが生まれて数年の間(2、3歳)は、「子どもがいるからといって何かを諦めない」ということを家族の合言葉(?)にしていたようなところがあって、子連れをある程度許容してくれるような、大人向けの勉強会などのイベントに、家族で積極的に参加していました。そこにいる大人たちはみんな子どもに優しくて、息子は小さい頃からたくさんの大人にかわいがってもらい、お世話してもらいました。
そうこうしているうちに、どうやら二人目は我が家にはないぞ、となりまして、今度は「一人っ子だからこそ、親戚や友達、外の人たちとたくさん触れ合おう」と思うようになりました。
冒頭に書いたように、私はもともと超人見知り人間です。夫ももともとそういうタイプで、二人とも、黙っていたら家の中でじっとしているようなところがありました。そんな根暗夫婦が、子どもが一人っ子であることをきっかけに、子どもがたくさんの人と接することができるよう、外に出ていく意識をより高く持つことになりました。
幸い近くに従兄弟(私の姉一家)が住んでいたので、こちらから積極的にみんなで集まるイベントごとを持ちかけました。友達と遊ぶ予定を大切にし(休日もよく友達と遊ぶ子です)、私の職場にも、夫の職場にも積極的に連れて行きました。きょうだいと接することができない代わり、になったかはわかりませんが、学校生活を送る上では会うことのないたくさんの大人、子どもと接する機会を増やしました。

それが息子にどう影響したか、今のところはまだはっきりとわかっていない親です。
が、親はずいぶん内向的な性格を改革しました。別に、外向的になった訳でもないけども。何もしないよりはずいぶん変わりました。
ひとまず、息子は人見知りはしないようで、大人に対しても話ができるし、初めて会う子を巻き込んで遊んだりも、できるようです。

親である自分にとっては、一人っ子だったからこそいろいろ頑張ったんじゃないかなあと思えるのですが、子どもにとっても、まあ悪いことではなかったよね、くらいに、大きくなってからでも思ってもらえたらいいなあ、と、ぼんやり考える次第です。


*


今日の絵は、別に我が子ってわけじゃないけど
ママとパパとぼく!(「パパとママ」って言わないぼく!)

子どもは靴が汚れることよりも、水溜りが楽しい
あとで足が濡れることなんか考えず、水溜りが楽しいことが全てだ

無加工

ブレンドモードなレイヤー被せたあと(確かソフトライトだったかと)


他の方の記事を先に読んでしまうと参加できなくなりそうだったので、これから参加されている方の記事を拝見しようかと、思っています。


最後に、企画主のリコさん、このようなことをあらためて考えるきっかけをくださいまして、ありがとうございました。
読めば読むほど、これ、素敵エピソード?って思いはじめましたが、一人っ子だっていいものだ、という気持ちで参加させていただきました。





えーと。絵の日付が一昨日ですが、通常営業もしており、
おにいさん、描いてます・・・・・・笑


本日もお付き合いいただき、ありがとうございました。
では、また。


絵のことばかり考えているので、いただいたサポートは大概絵のこと・活動・絵を描くための何かしらに使わせていただいています。