「貯蓄から投資へ」は嘘や罠じゃないけど、投資で痛い目にも遭ったし自力でお金を稼ぐ方が健全
こんにちは、しちゃうおじさん(以下「しちゃおじ」)です。
「貯蓄から投資へ」のスローガンは理解できるし、昨今のデフレからインフレに転換する時代では実際にそうしないと資産を守ることができないのだけど、投資って魑魅魍魎が跋扈する弱肉強食の冷酷無惨な世界なので、それを許容できて尚且つ上手に渡っていけるような狡賢くて要領の良い人を除いて、不用意に足を突っ込まない方が賢明です。
「しちゃおじ」みたいに、投資に正義や理想を持ち込むと、金の亡者に真っ先に喰われて泣き寝入りしかなくなりますし、投資で利益を追い求めるとなると、間抜けな市場参加者を出し抜いて、なんなら騙して奪ってでも『やったぜ!』と素直に喜べるような価値観が必要です。
SNSなどでは『投資で儲けた』と自慢する人がたくさんいますが、そのように自慢したい心境になれる方は投資に熱中するのも結構ですが、『自慢するようなことか?』と思われる方は、おそらく「しちゃおじ」同様に投資に向いていないので、無理に関わらないことです。
投資初心者の方は、iDeCoとNISAを利用して全世界株式(オルカン)の積み立てくらいが丁度良くて、そういった意味で税制優遇措置もあるiDeCoとNISAは、優れた制度ですね!
世の中には、「お金でお金を稼ぐことに夢中になれる方」がいて、そういった方はチャートとにらめっこできますが、一方で「お金でお金を稼ぐことに違和感を覚える方」もいます。
「しちゃおじ」は投資で随分と痛い目に遭ってきましたが、例えば資産保全の目的で購入していた金地金(ゴールド)への投資は、全世界株式よりも運用成績が良好で驚いています。
もちろん、評価額が増えれば増えるほど嬉しいことに変わりはありませんが、自分が市場に何かを創造したわけではないので充実感はありませんし、自慢する気にもなりません。
投資が上手でFIREしてみたところで、夢中になれるもの・熱中できるもの・追求できるものがなければ、無職・無趣味の廃人一直線ですし、欲望に忠実且つ自由気ままな旅人になってみたところで、数年も経てば想定外の虚しさに、本気の自己表現をしたくなるものです。
結局のところ、「投資でお金を増やしたい」とか「FIREして自由になりたい」といった方は、「自分の仕事やビジネスにやりがいや誇りを感じていない」、もしくは「自分の仕事やビジネスでは思うようにお金を稼ぐことできない」といった前提があるような気がします。
「しちゃおじ」が投資で大失敗したときも、展開していたビジネスが停滞していた時期で、『このままだと売上がマズイ... なんとかしないと』といった焦りが背景にありました。
今になって振り返れば、そんなに焦るような状況でもなかったし、じっくりと腰を据えて出直せば良かったのですが、焦って選択をすればするほどに、泥沼にハマってしまいました。
最近になって、このnoteを中心に再び活躍の場を見出だせるようになりましたが、創作活動による自己表現を通じて、それが収入としてお金を稼ぐことに繋がる喜びは、ひとりの表現者として「何ものにも代え難い幸福なのかも知れない」と思うようになってきました。
大失敗を経験したことで得るものがあったとしたら、今のこんな心境なのかも知れません。
年末ですので、毎年恒例の人生設計図(ライフプラン表)を見直して整理整頓をしている最中なのですが、来年からは創作活動による自己表現をさらに追求しつつ、市場に唯一無二の価値を創出し続けることで「収入を得る=お金を稼ぐこと」に注力していきたいですね!
投資で市場に振り回されるのは無益ですし、なにより自力でお金を稼ぐ方が健全ですので。
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以上 –「貯蓄から投資へ」は嘘や罠じゃないけど投資で痛い目にも遭ったし自力でお金を稼ぐ方が健全 – でした。
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