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THE BINARYの魅力とは

新曲『花に雨を、君に歌を』のMVの再生回数がグングン伸びている。私もこのMVで初めてその存在を知ったのが、THE BINARY。

オフィシャルサイトのプロフィールは以下の通り。

midoとあかまるの2名からなるユニット。
「第三のスキン」と呼ばれる3Dアバターを持ち、リアルでもバーチャルでもライブを行う次世代アーティスト。

なかなか興味深いユニットだ。アニメーションのMVとネット発のアーティストはもはや一つのトレンドと言っても過言ではないだろう。しかし、彼女たちはひと味違う。というのも、過去にVRライブを行っており、その様子については、森ド・ロさんのこちらのnoteに詳しく記されている。

また、文中にもある通り、これまでの曲はどちらかのソロだったようだ。私は先に書いた新曲からの新参なので、過去曲を聴くと、どうもこの新曲で一つ勝負を仕掛けてきたのかなというのは感じていた。5月9日にはVeats SHIBUYAにてライブが予定されていたが、この状況下で中止または延期となってしまった。このライブからさらに勢いをつけようというところだったのだろうけど、残念だ。しかし、私を含め、新曲MVの公開から、確実にファンは増えているのではないだろうか。

『花に雨を、君に歌を』

全体通して、アップテンポな曲だ。イントロのピアノの旋律が心地よい。イントロ、Aメロ、Bメロ、サビ、Cメロ、ラストサビという、王道の流れの中で、ボーカルが入れ替わり、サビのユニゾンで一気に盛り上がる。聴いていて非常に心地よくて、一聴してすぐに虜になってしまった。特にラストサビの転調は、鳥肌が立ってしまった。アニメーションも、このラストサビで大きな文字と、画面全体が明るくなるところが、訴えかけてくるものがあり素晴らしい。一曲通して素晴らしい出来だと思うが、特にこのラストサビ部分は最近観たMVの中では特に印象的だ。

個人的な好みの話だが、やっぱり複数の声が混ざり合うのはとても強いと思う。私は、バンドの演奏で、みんなで声を合わせて歌うところでテンションが上がる人間だ。もともと音楽にはまった原点がGReeeeN、そしてゆず、それからファンモンという感じなので納得ではある。サカナクションも『さよならはエモーション』のラストサビとか、本当に感動する。そんでもって、THE BINARYは、2人の声が混ざり合ったときの力強さというのは、とても心に響くものがある。一人一人の声も、とても輝いているし、ユニゾンになると良い化学反応になっている。この2人は強いと思う。

これからさらなる活躍に期待大!2人のユニゾン曲もっと聴きたい!

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