2023WORLDを振り返って
ロサンゼルスから東京に帰ります。
試合が終わってから悔しさと悲しさが心の中にずっと残っています。
正直今もそれは変わりません。
来月には試合があるのでズルズル引きずってはいられません。
試合のことについて振り返ろうと思います。
今回試合した相手は、ミヤオ兄弟のジムで去年のムンジアル青帯で2位の選手でした。
正直ビビりました。
試合動画を確認してみて、試合が上手で実力もかなりあり、自分よりは確実に上の選手だと感じました。
この時点ではかなり弱気になっていました。
しかし、何のために高いお金を払って、仕事を嫌な顔されながら休んで試合しに行くのかを思い、気を強くもつことにしました。
相手の実績や試合動画でビビっていても、WORLDに出場するということは基本的にそういう人たちに勝っていかなければならないことです。
トーナメントが出てから、選手の研究と試合のイメージをたくさんしました。
現地に到着し、次の日には嶋田さんと合流しました。
嶋田さんは1回戦の相手のことを知っていて、一緒に対策を立ててくれました。すごく心強かったです。
試合当日、減量でげっそりしてる嶋田さんにアップを手伝ってもらい、試合に臨みました。
細かい感想とかはたくさんあるんですが、
よかったところとしては、
・基本作戦通りに試合を進めていけたこと。
・トップでの動きに自信がついたこと。
反省点としてはたくさんあるのですが、大きくまとめると
・ミスしたところを全て相手にものにされてしまったこと。
・自分の技の雑さがかなり明確になったこと。
・スコアをしっかり確認しきれなかったこと。
などです。
スコアは、
P2-2a1-1で
結果は、
レフリー判定負けでした。
試合前に岩崎さんから「レフ判は負け。勝敗を人に委ねるな」と言われていました。
相手のセコンドにはミヤオ兄弟がいたし、そのセコンドがプラスの面に少しはなるはずです。
レフリー判定になった時点で負けでした。
本当に悔しいです。悲しいです。
試合の振り返りを岩崎さん、嶋田さん、村上さんとしました。
試合が終わり、虚無感がものすごくてめちゃくちゃ落ち込みました。
ご飯を食べているときもまったりしてるときもなんかコレジャナイ感があって、どうしたらいいかわかりませんでした。
凹んでいても仕方がないです。来月にはアジア選手権が控えています。
次に向けて切り替えよう!!っていう気持ちにはなかなかならないのですが、次に向けてやらないといけません。
帰ったらまた練習します。
弱くて試合に勝てない自分が勝つには練習するしかありません。
海外での試合は今回が3回目。
まだ一度も勝っていません。
陰で何かを言われてるかもしれないし、侮辱されてるんじゃないかとも思うこともあります。
仕方ないです。負けてるので。
でもまだ自分はできると思うし、やらせてもらいたいです。頑張らせてください。
帰ったら、すぐに指導があるし明日には選手練もあります。
もう十分に経験はしました。
結果を出すだけ。
来年もこの場所に来れるように、海外で結果を残せるようにやるだけ。
それでは日本に帰ります。
皆さん今後もよろしくお願いします。
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