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渋谷のラジオの惑星(小原信治)火曜21:00〜

2024年8月13日(火)21:00-21:50放送
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パーソナリティー 小原信治(放送作家)
美容文芸誌「髪とアタシ」編集長 ミネシンゴさん
横須賀 ソレイユの丘にいるミネシンゴさんと、「本と美容室 萩店」についておしゃべりしました。

6月29日にオープンした「本と美容室 萩店」。美容室の営業はこれからですが、日々雑貨、書店、飲食をオープンしており、市内、市外から沢山のお客さんが訪れている層です。
書店は、ここに本屋さんがちゃんとあるんだと認識してもらえるように、屋号を別にして「かむかふBOOKS」としたそうです。
「かむかふ」とは、「考える」の語源だそう。自分と他者によって考えがある方向に向かっていくことを指すそうです。
本という他者との対話を通して、自分の考えや立ち位置を再認識する場所ーまさにここに作る書店にふさわしい、と、名づけられました。

人文書、海外文学、日本文学、児童書、絵本、ファッション、デザイン、暮らし、料理といったジャンルから
なんかこの本私に合ってるかも と思える2千冊。

来た人それぞれに「かむかふ」ことが起きるようにセレクトされた本屋さん、めちゃくちゃ売れています!
先日は小学生が筒井康隆の文庫本を読み始めていました。 高校の先生が30冊ぐらい「図書館に置きたい」とリストを作って注文してくれました。本好きのおじさんがほぼ毎日来てお喋りをして本を買っていきます。

ということは、面白い本屋があれば人は来て、買うんですね。
今まで本を読んでこなかった人たちが多い町こそ、本が売れるんじゃないか、と、ミネさんの中には時代に逆行した仮説が生まれたそうです。
面白い空間づくりがカギになる
本を読む人が増えれば、「かむかふ」人が増え、思いやりやアイディアに溢れて想像力の高い町になり、全然違う世界になるのでは。 本屋から始まるわくわくする未来に期待です!

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