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渋谷社会部

2020年1月28日(火) 9:00-9:55放送
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【渋谷社会部】
本日は、LGBTアクティビストの東小雪さんをお招きし、「詩織さんの勝訴を何につなげていくのか」をテーマでお話しいただきました。

このテーマは、昨年の「映像ジャーナリストの伊藤詩織さんが、元TBSワシントン支局長の山口敬之氏から性的暴行を受けたとして損害賠償を求めた民事裁判で、東京地裁は伊藤氏の訴えを全面的に認め、山口氏に慰謝料など330万円を支払うよう命じる判決を言い渡した。」(ニュースサイトで読む: https://biz-journal.jp/2019/12/post_134399.html Copyright © Business Journal All Rights Reserved.)という報道のことを指しています。

刑事と民事の違いは、警察に逮捕されるか否かという点が異なります。

被害者が一生抱え続けなくてはいけない傷に大小はありません。
些細なことに思えたとしても、決して許してはいけないことです。

伊藤さんは、日本でMe too活動が起きる前から活動されていて、日本におけるMe too活動を率先してくださっています。匿名でもそうじゃなくても、社会に声を上げていくことは重要です。

性暴力は、声を上げる力をなくし、女性を弱くしてしまう性質を持つ物です。今弱いなぁと感じている女性の方は、自分を責めないでください。自分の被害を声に出したり、発信していくことはかなりエネルギーが必要なことですが、傷を1人で背負い続ける必要はありません。あなたの声を聞いた人たちから何か波及がある可能性もあります。

私たちと一緒に、刑事・民事、性暴力やジェンダーバイアス等について一緒に考えていきましょう。

【出演】
遠藤智子さん(社会的包括サポートセンター)
東小雪さん (LGBTアクティビスト)

【編集・文章】
永井楓
大貫砂織

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