社内のインナーコミュニケーションを担うことになった話
本記事は Chatwork Advent Calendar 2023 12日目の記事です。
はじめまして!
Chatwork BX部 インナーコミュニケーションチームのshibumariです。入社7年目、インナーコミュニケーションチームとしては2023年7月から活動しています。
インナーコミュニケーションチームとは、Chatworkグループ"らしい"社内コミュニケーションについて考え、企画し、実行しているチームです。
所属しているBX部についての詳しいご紹介は、ぜひこちらのマガジンをご覧ください。
それは、ある日突然に…
2023年5月、当時のマネージャーから急に1on1のスケジュールが入れられ、「急にどうしたんだろう、もしや何かよくない知らせ?」とドキドキしながら臨んだところ、「BX部にインナーコミュニケーションチームを新設するので、そのチームに異動しないか?」というものでした。
そのころの私は、Chatwork内でWebやUIのデザイナーを経て、BX部のクリエイティブチームのデザイナーとして働いており、主にデザインのことを考えたり、デザインソフトを扱う時間が仕事時間の大半を占めていました。
10代でデザイナーになりたい!と志して美術大学でデザインを学び、卒業してからも何度か勤め先は変われど、一貫してデザインの経験を積んできており、自分のことを「デザイナー」だと思っていた私にとって、それまでのキャリアを手放して、コミュニケーションという未経験の分野に舵を切っていくことに不安も感じ、しばし悩みました。
目に見えるものだけがデザインではない
「すぐに異動の返事は出さなくていい」と言ってくれたマネージャーが、Money Forwardさんに同じようにデザイナーからカルチャーづくりを手がけるようになられた、とても参考になるキャリアの方がいらっしゃる、と一本の記事のリンクを送ってくれました。
(とても素敵な記事で、何度も読んでいます…!)
この記事の中で引用されていたジョナサン・アイブの言葉が、自分が漠然とやりたい、と思っていたこととリンクしていて、ハッとしました。
Chatworkは私が入社して以降、組織規模は急拡大し、社員数は何倍にも増え、私にとってまぶしいほどに優秀な人たちの集まりとなっていました。
元来サポーティブな役回りが好きな私は、こんな素晴らしい社員がもっと生き生きと働き、活躍して、よりよいプロダクトを作り出し、世に広めていき、Chatworkのミッション「働くをもっと楽しく、創造的に」を達成できる土壌をインナーコミュニケーションの力でできるとしたら、こんなに素晴らしいことはないと思いました。
昔から自分自身にかけていた「私はデザイナーであるべき」という呪いがとけた、というと大げさですが、目に見えるものを作り出すことだけがデザインではなく、会社の空気や文化を作っていくこともまたデザインであり、私はこれからそんなコミュニケーションのデザイナーになっていくんだ!という思いに至り、ふと目の前が明るくなった瞬間のことは今でもよく思い出せます。
インナーコミュニケーションチームに異動してからのこと
私とチームリーダーの2人体制から始まったインナーコミュニケーションチームも、ありがたいことにメンバーが増え、現在は頼もしい4名のチームメンバーと働いています。
具体的な活動として年に2度の全社総会、月次のオンライン全社会議、社内ラジオ、社内コミュニティづくり、内定式や入社式などの社内イベントなどを手がけています。
インナーコミュニケーションチームに異動してからは、考える時間が以前と比べて圧倒的に増えたと感じます。
社内を俯瞰したり、今まで以上にあまり知らなかった部署や社員の仕事内容、人柄についての興味や理解が深まりました。
様々なアプローチで、全社戦略の理解をどうやったら促せるのだろう?と仮説を立てて実行したり、「こんなに素晴らしい、この人の取り組みを知ってもらいたい!」などの思いで社内メディアで取り上げたりと、試行錯誤を繰り返す毎日です。
また、インナーコミュニケーションチームに異動はしましたが、現在もクリエイティブチームを兼務しているので、デザイナーやエンジニアのメンバーとも情報共有や勉強会に参加する機会なども変わらずあります。
好きなデザイン業務もやりつつ、インナーコミュニケーションのことも手がけつつで、自分にとってすごくちょうどいい業務バランスで働けていることに感謝しています。
インナーコミュニケーションチームとして、これから会社や社員にとってどんなことをしていけるのか、ロールモデルのあまりない分野で私自身が今後どんなキャリアを積んでいけるのか、ワクワクしながら仕事に取り組んでいる毎日です。
おわりに
今後は、Chatworkのインナーコミュニケーションチームは普段どんなことをしているか?などもご紹介していければと思います。
また、BX部では一緒に働く仲間を募集中です!
ご興味がありましたら、ぜひ募集要項をチェックしてみてください。
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