いつでも少年に戻れる場所~こどもと一緒に越後湯沢&津南1泊2日のたび~
家族旅行を計画する際に、パパ、ママが行きたい場所と、子どもたちが楽しい場所が一致しないことはよくあるものです。そこで、今回は旅行先をこども中心の目線で選びつつ、さらに大人も思い切り楽しめる、1泊2泊越後湯沢~津南町を巡る大自然満喫わくわくプランを紹介したいと思います。
時期は夏休みがおすすめです。ぜひ家族旅行の計画のヒントにしていただけたらと思います。
主な旅程
<1日目>
11:00 エンゼルグランディア越後中里到着→室内プールで泳ぐ
16:00 魚野川の河原で昆虫採集(主にトンボとセミたくさん)
17:00 エンゼルグランディアに戻り、温泉→夕食バイキング 就寝
<2日目>
10:00 宿を出発→津南方面へ
11:00 津南ひまわり畑でひまわり迷路を楽しむ
13:00 昼食 「たからや」で津南名物「大名カツ丼」を食べる
14:00 龍ヶ窪の滝でハイキング&森林浴
帰宅おつかれさまでした!
(1)エンゼルグランディアでアクティブに過ごす
今回の宿泊地は、越後中里にある「子育て応援ファミリーリゾートホテル エンゼルグランディア越後中里温泉」です。その名の通り、こどもが楽しいイベント盛りだくさんのホテルです。
チェックインは15時からですが、早く到着した場合でも楽しめる仕掛けがたくさんあります。
夏休みにはエンゼルサマーフェスタが開催されており、以下のような体験ができます。
・魚野川でカヌー&魚のつかみどり体験
・ウォーターパーク…露天プール&ウォーター滑り台などで遊べる
・室内プールでのんびり水泳
・クラフト工芸体験(キャンドルなど作れる)
・カブトムシ昆虫採集(これは早朝に実施)
チェックインの時間まで何を過ごすか、ご家族で相談してみてください。
私たち家族が訪れたときは室内プールで泳ぎました。小4と小2のこどもたちはとても喜んでいました。
(2)夕方、近くの河原でエンドレス昆虫採集(特にトンボ)
エンゼルグランディアの近くを流れる魚野川の河原では、トンボがたくさん飛んでいます。
宿から車で5分ほどの場所に、湯沢フィッシングパークという施設があるのですが、この付近で特にたくさんいるようです。是非、虫網を持ってトンボ採集をやってみてください。子どもはもちろん、大人も童心に帰って楽しめます。ちなみに我が家のこどもたちは、夢中になりすぎて虫網に穴が開いたほどでした…。
(3)津南ひまわり畑の巨大迷路で「夏」を感じる
翌朝は、津南町。目指すはひまわり畑です。宿から峠を越えて車で30kmほど移動します。
津南ひまわり畑は、7月下旬~8月中旬まで開催しており、約50万本のひまわりが咲き乱れ、巨大迷路もあります。大人でも迷うくらいの規模の大きい迷路になっています。また、地元の小学生が作った案山子(かかし)がお出迎えしてくれます。とてもかわいいです。
駐車場は1000円ですが、300円の商品券がもらえるので、それを利用してかき氷を食べました。
ひまわり畑たくさん歩いて汗かいたので、かき氷おいしかった!
(4)龍ヶ窪の池でマイナスイオンを浴びる
旅の最後は、龍ヶ窪の池でハイキング。ブナやスギの原生林に囲まれたここ龍ヶ窪の池はひんやりと涼しく、あたり一面360度が緑の世界に包まれます。ウッドチップが敷かれた林道を歩きながら、鳥のさえずり、風が葉を揺らす音が耳に優しく、マイナスイオンを全身で浴びることができるパワースポットです。
地元では龍神伝説が伝えられています。
「むかしある村人が、日照りで食べ物がなくなったときに、龍の卵を盗んで食べようとしたら、龍のお母さんにバレてしまい、めちゃめちゃ怒られて…。どうか子どもの命だけは助けて欲しい、とお願いしたら許してくれて、雨を降らせてくれて、それが池になったのだと。しかし龍は、人間の心が曇ったら、この池も涸れるぞ!と言い残したため、村人たちは今でも大切にこの池を守っている」というお話。
その池がこちら。思わず息を飲む、神秘的な景色です。
さきほどの龍神伝説。本当に龍の神さまが宿っているのではないかと思うような神々しさを感じられる場所です。我が家の息子はドラゴンボールが好きなので、神龍がいるよと言ったらうれしそうでした。
(5)親も童心に戻ることができる最高の夏休み
以上、こども連れ家族に向けておすすめの旅行計画。実際に子連れで旅行をした体験を元にお伝えしましたので、楽しめること間違いなしです。
プールで泳ぎ、河原でトンボを追いかけ、津南でひまわり畑に迷い込み、龍ヶ窪の池で心身共にリラックス。親も童心に戻ることができる、THE夏休みプランです。
少年時代は2回くる。
一度目は少年の時。二度目は親になって子どもと一緒に過ごす夏。
♪夏が過ぎ 風あざみ 誰の憧れにさまよう 青空に残された 私の心は夏模様~
井上陽水の「少年時代」をBGMで流しつつ、ハンドルを握り、越後の旅路を目指しませんか。
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