神保町「ライスカレーまんてん」創業43年 カレーに人生を捧げるマスターの思い
そのカレー屋の店主は、お客さんから「マスター」と呼ばれ親しまれている。お客さんが店を出る際にはいつも「申し訳ない」と声を掛ける。その言葉には、きれいに残さず食べてくれてありがとう、という感謝の思いが込められているという。カレーの街、神田神保町で43年間営業を続けてきた「ライスカレーまんてん」。このお店を第2の故郷と慕ってくれるお客さんも多い。カレーが紡いでくれたお客さんとのご縁を大切に、いまも厨房に立ち続けるマスターの想いを尋ねた。
(1)お客さんとの関わりの中でたどり着い