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Zoom 坐禅ナイト 参加日記

友達に教えてもらって、人生初のZoom坐禅ナイトに参加。
約2時間に渡っていくつかのメソッドをつかった坐禅と、参加者の振り返り。それに加えて、Q&Aで住職さんが回答していく流れでした。

感想を一言でいうと…… とても楽しかった!
坐禅後は、気持ちが落ちついた〜って、ばっちりと感じられた。
いつもなら「さぁ、Netflixみるか〜」ってなるところを、
お風呂に入って過ごしたりした。
しかも、電気を消して入浴。
おもいっきり落ちついている様子が伺えます(笑)。

このセッションをナビゲートしてくれた住職さんは、京都の妙心寺・春光院の副住職、川上全龍さん。Q&Aのときの知識幅が半端なくて、ただ者ではない感がすごかったので、後で調べてみたところ、USのマイクロソフトで講義をしたり、著書もあり、広いフィールドで禅の教えを説いていらっしゃる方でした。

禅問答のようなQ&Aで、一番記憶に残ったのは”概念”について。すでに仏教や東洋哲学を勉強されている方にとっては、あまりにも有名なテーマだと思います。わたしもヨガ哲学の瞑想について(ちょっとだけですが…)勉強した時に、この”概念”に出くわしました。
川上さんは「象と六人の盲人」(正確には”群盲象を評す”というらしい)の話でわかりやすく説いてくれました。一瞬理解できた気には、なるのですが、本気で腑に落とすにはなかなかどうして、時間がかかりそうです。

こういう話は、普段の日常生活で友達とはなかなかしないものなので、新鮮な充実感が得られました。しかし、聞けば聞くほど、かなりロジカルで科学的。宗教と言うよりも哲学。ある意味、科学のほうが全然追いついてない気にさえなりました。

本当にいろいろなことに気がつくことができるので、外出自粛中の過ごし方のひとつとしてオススメです。

結果ではなく過程を見つめて、ゆらゆら揺れながら、できたり、できなかったりする人生を、前よりもちょっとだけ楽しめそうな予感がします。

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