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WAIS-Ⅳ知能検査を受けた話

最近、WAIS-Ⅳを受けまして、フィードバックも頂いたので感想を書いてみます。
一部の人にはヒットする系のコンテンツかな?

※検査の内容や結果の詳細は記述していません。
※後半はWAISとは全く関係のない話をしています。
※すべて筆者個人の主観です。


はい、前置きが済んだのでいってみよ~!


Ⅰ.受検理由

受検理由は以下の2つ。

①心理系院生であるため、今を逃すと正確な測定が出来なくなる。
②他人の話を理解したり、自分の伝えたいことを上手く伝えられない困り感があった。

ちなみに、①の理由で近々ロールシャッハテストを受けてきます。
フッ軽〜。



Ⅱ.結果

早速ですが、結果です。
個人としては詳細を書いても良いのですが、おそらくネットの大海原に放流するものじゃないと思うので、ざっくりいきます。
倫理観大切に(?)。

・全検査IQは平均より高め
・処理速度だけはmensaに入れる(?)
・知覚推理が一番低い
・困り感のわりに言語推理は低くない


困り感は検査時にも結構な回数感じたので、言語理解は低く出るだろうと思っていました。
全然そんなことなかった。
なんなら知覚推理のほうが低い。

処理速度に関しては全くの自覚なし。
説明されてなお、心当たりないなぁ…って感じでした。
処理速度のおかげで面白みのある検査結果にはなったので、その点は良かった。ありがとう、処理速度。



Ⅲ.フィードバック抜粋

①困り感について
知能云々ではなく、「他人の話を”聞き”ながら、”考える”ことを同時に出来ていない可能性がある」らしいです。
この理論でいくと、自分の考えを整理しながら言葉に出すという同時作業も出来ないわけなので、まぁ納得。

②ちょっとずれてる
「視点や感性が周囲とは違うということを自覚しておいたほうが良いよ」って言われましたね。
まぁ、普段からよく「変わってるね」と言われますし、はい。
仲の良い友達からは「他人に害を与えるタイプの変人ではないから大丈夫」と言ってもらえているので、実害だけは出さないように、これからも意識していきます。

③話し方の特徴 Part1
”1から10まで話すタイプ”らしいです。
これに関しては、そうなった理由がわりとはっきりあります。
1つ目の理由としては、Twitterが現実世界に侵食してきた。
これでしかない、あえてこれ以上は言わないでおきます。
2つ目の理由は、困り感と若干関係あるかな?
自分の考えていることを言葉で表現しづらい、誤解させてしまう。
そう感じることが増えた結果です。
まぁ、人と関わることが面倒だと思うタイプでもあるので、最近は伝えることを諦めて黙ることのほうが多くなりました。

④話し方の特徴 Part2?
面談で話してる最中に、「思ってることをそのまま話すのダメだと思ってる?」って聞かれました。
思ってます!
ただ、伝わりにくい、伝えにくいから、ではないです。
他者の言葉で嫌な思いをすることがわりとあったので、自分はそうならないように気を付けた結果です。
今この文章を書いていて気付いたけど、言葉を選びすぎた結果として伝わりづらくなっている事柄もあるのかもしれない。


フィードバック、印象が強かったものはこんな感じでしょうか。
2回しか会っていないうえに、検査を含め2時間程度しか話したことがない人に、ずれてる人認定されたのが個人的にツボです。
あとはシンプルに、臨床心理職すごい、ってなりました、はい。



Ⅳ.雑感

検査結果自体に嬉しかったことやショックだったことは特にないですが、心理師さんに言われた「あなたは専門家だから」という言葉は、何よりも強く自分の中に残りました。

心理系の資格なんて何一つ持っていなくて、実習の経験もなくて、知識だってまだまだない、そんな状態の自分。
心理専門職の卵と言っていいのかどうかも怪しいレベル。

でもこれって、現職者から見ても明らかなことで。
そこであえて”専門家だから”と言う理由があると思うのです。

そういえば指導教員も、一番初めの面接で臨床家としての責任と倫理を説いていたなぁ。

「無責任なことはしたくない、未熟なりに責任をもって在りたい」と思う反面、「卵かどうかも怪しいレベルの人間がこんな意識を持つこと自体、間違っているのでは」という考えもありました。

今回の経験を通して、今の自分が専門家として在るために必要なことを考えてみました。
それは「責任感、倫理観、臨床と向き合う姿勢に矜持をもつこと」なのかな。



Ⅴ.最後に

長々と書き連ねましたが、こんな感じです。

受検動機が動機なので、さらさらと記録を書いていますが、知能検査を受けるということ、その結果の重みは本当に人それぞれだと思います。
そう考えたとき、このnoteを公開することはあまりよろしいことではないのかな、とも思ったのですが、それも含めてこの経験を忘れないように、あえて記事にしました。

考えたこと、感じたこと、フィードバックされたこと…当然ですが、ここに書いてあることが全部ではないです。
WAIS気になってる~、という方は、ご自身の納得できるタイミングで受けてみてください、受検料はものすごくネックだけど!

最後に、ここまで読んでくださった皆様、検査を取ってくださった心理師さん、ありがとうございました!


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