「エッフェル姉さん」松川るいは、超タカ派の危険人物
エッフェル塔の前で大はしゃぎしている写真をSNSに上げた松川るいは、無神経であるだけではない。超タカ派の危険人物なのである。この人が外務省から議員に転身した時から、その言動を私は注視していた。
最近は元防衛大臣や防衛省関係者、自衛隊関係者らと度々集まって、嬉々として台湾有事のシュミレーションをしていた。その様子を映像で見たが、どこに潜水艦を置くかといった生々しいもので、やる気満々であることがよくわかった。
稲田朋美、高市早苗、桜井よしこ、山谷えり子、山東昭子など、自民党にはタカ派の有力女性議員がたくさんいるが、松川るいはその華やかな学歴とキャリアで際立っている。
しかし、最高学府で学んだ挙句に、こういう考えになるのはどういうわけか。新自由主義者で増税論者で、軍拡論者なのだ。X(旧ツィッター)のプロフィルを見れば一目瞭然。
「チャレンジが報われる国」というのは、有能な人間だけが優遇される国のこと。「『平時と善人のみ」』を前提にした日本にの内なる脆弱性を克服することをめざす」とは、有事を前提にした軍事大国を目指すということだ。
有事を起こさないための努力は、最初から選択肢にない。お人好し国家では困るが、悪人を前提にするような社会をめざすとは、恐ろしい発想である。それでいて、こんなミーハーなことをするなんて、驚いた。