見出し画像

どん詰まりの日本経済/思い切って経済の仕組みを変えるしかない

岸田首相をはじめ、こんなことしか言えない無能な大臣たち。アベノミクスで歪みに歪んだ日本経済は、もはや打つ手なし。それを、日米の金利差が原因だと言い続ける忖度マスコミ。

取り敢えず今できることは、生産拠点を少しずつ国内に戻し、内需を中心にした経済に移行することだろう。もう、地球の反対側から果物を持ってくる必要もないし、うなぎやノルウェーサーモンを輸入して、回転寿司で安く提供するのもやめるべき。

90年代以降、日経をはじめとする経済メディアが狂ったように「中国へ、中国へ」と生産拠点の移転を勧めていた頃から、私は猛反対していた。

当時はまだ「国内作業が空洞化する」という批判もあったのに、それさえ消えている。当たり前になったからだ。今や、国内で縫製される衣料品は流通量の3%しかない。異常である。

割り箸一本まで中国に依存することで、多くの中小企業が倒産した。価格を下げなければ中国に発注すると脅かされ、泣く泣く価格を下げても、結局は切り捨てられたのである。こういう、過度の極端なグローバル化はやめないと、今や崩壊寸前だ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?