買いたい気持ちにブレーキがかかって思う。彼らのやりがいを聴いてみたい。

今日のお買い物（未達）のふりかえり。
自分の購買行動がきっとイケてないのだろうな、ということはほんのり自覚してるつもりな私だけど、それでもあえて聞きたい。だって、そんな私は「財布開いてたのに！」だから笑　←結局買わせてもらえなかった笑

質問です
「自分がその商品・サービスについてよくわかっていない状況でほしいものを買いたいとき、あなたならどういう購買手段を選びますか？」

⇒きっと私がズレてるんだろうな、って思ってて（腹も立たないし怒りもしないのだけど）ちょっとみんなの感覚を知りたくなって書いている。

今日買おうとしたものは「テレビ」です。
私はテレビを買い替えたいと、ここ数か月思っています。
テレビが壊れたわけじゃないのだけれど、ちょっとした不便に「これってイマドキのテレビに替えちゃえばいいんじゃないの？」ということは感じていて、まあ潮時とも思っていて、今ちょうど暇だからさくっと替えちゃおうと思っているイマココ（といっても1か月くらいたってる）。

さて皆さんは、家電を買い替えるときどんな行動をとる？
多分ここで私はきっとイケてないのです。ちらっとネットで比較して見たりはするんだけどめんどうになって、「もう聞けばいいよね？」って即思うんですよ。え、誰に？家電店の人に、です。

どこよりも1円でも安く買いたい、というニーズはないです。私は自分の求める種類で妥当なものをそれなりの価格で買って、無理なくセッティングしてほしい、というタイプの消費者なので、A社とB社とC社と比較して値段叩いてどうこうしたい、とか思ってないんですね。その種族の人にはもったいない！って言われそうだけど。
私は「必要なものをスムーズに買い替えたい」が一番強いので（笑）

そんなわけで、地元の、これまでもいろんな家電の買い替えでお世話になっている量販店に行きましたよ。まあ、平日の午前とかほぼ客いないよね笑。客がいないということは、店員も超少ないってことです。わかってたけど、ほんといない。めっちゃ広い店舗の1フロアに3人？みたいな。

でもそんなことはわかっていて、だからこそ「ちゃんと話ゆっくり聞けるんじゃないか」と思ってあえて平日に地元の店に行ったわけです←この時点で多分間違ってるんだろうな。
テレビの欲しい機能もサイズもおおまかには決まっています。でも、見ると同じサイズと機能で価格が全然違う。6万～20万くらいまで幅がある。スペックみてもよくわからない用語がいろいろある。ここは聞きたい、と思うのだけど、店員がいない。老夫婦についている店員が1人、その夫婦はお相手が大変そう。見渡したら遠くから歩いてくる店員さん発見！でおばちゃんは話しかけるよね。

「あの、テレビを探しているんですけど、買い替えを考えているんですけど、この価格の違いって何がどう違うんですか？」

…やる気のあるお客としての、もはやゴールポスト目の前的な質問をしてみたのだが、店員さんは喜ばない（喜ばせたいと思ってはいないが、喜んでくれてもいいのでは、とは思ってた笑）。

それは〇〇があるかないかが大きいですね。その差です。

つれないぞ（笑）
「その〇〇は、あるとないとで何がどう違うんですか？」
…めっちゃ頑張ったお客＝私。さあ、ちゃんと営業してくれ！

「もともと～な機能で、あると…です」
…全然わからない、でもいい、そこは我慢する。そして追加で聞いてみた
「じゃあその〇〇以外の価格差はなにから？」

「メーカーが海外（多分意味するところは東南アジア製とかそいういうやつ）かどうか、の違いですね」

まあそれはそうだよね…と思って黙る私を、その店員さんは華麗に置き去りにして（というか最初から接客する気はなかった）、気が付くとどこかに去って行ってしまった。え？売らないんだ…

ふと見ると他の店員さんは（老夫婦にずっとつかまっている一人を除き）誰もいない。見える場所にはいない。はい、来ちゃいけなかったのね、平日のこんなタイミングに来た私が馬鹿なのね、買い物の仕方をアップデートしろよ、ってことなのね、ごめんね、出来てなくて…

そんなことを脳内で反芻しながら
「テレビ上手いこと買って、なんならついでに洗濯機も一緒に買いたかったんだけどな…と展示チラシ（まとめ買いで◎◎ポイント◆◆追加みたいなの）を寂しく横目でみながら帰ってきましたよ。

繰り返すが、お財布（正確に言うとクレジットカード）は今すぐ決済しようって勢いだったんだけどね。そんな小さな売上、興味なかったんだよね。

まあいい。
私がきっとあかんのだろう。ネットで比較検討して、大手量販店サイトから買えばよいのだろう。地方のリアル店舗できちんとした接客求めるのはズレてるんだろうな、と今日学んだ（納得しているわけではない）。

それはそれとして思う（ここからはキャリアの人として）。
少ないとはいえ今日シフトに入っていたあの人たちは、仕事に何を求めているのだろうか。何が喜びなのだろうか。確かにお客さんは全然いなかったけど、暇でおしゃべりしてるって感じでもなく接客して売り上げ立てようってことでもなくて、そのお仕事の何がどうあなたにとって楽しいのかなあ。どんな動機でそこにいて、何を求めて何を得たくて働いているのかなあ、それが本当に知りたくなった。それをあなたは求めているのかいないのか、そこにそれはあるのかないのか、どうなの？とか（余計なお世話）。

AIの進化が本当にすごくて、私の仕事も「これいる？」って自爆することがあるよね（笑）。でも対面の接客って、まさにAIじゃない世界なんだと思うのだけど、現場の人はどう思っているのだろう。正解を提示するのはAIが超得意だけれど、直接人と接するなかで相手が思ってもいないものをうっかり購入して、そのことで互いに幸せになれるっていうのは、人と人との接客の醍醐味のように感じるのだけれど、あの人たちにとってはどうだったんだろうなあ。

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