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届かなかったと思った言葉は、実は届いていたってことがあるんだよね

人材育成でも、子育てでも、なんか色々間違えるのは「この言葉が届いて相手の言動行動が変わってくれて欲しい」という欲求が原因だったりする。

自分が「これ以上はない」と思う渾身の玉を投げて、これを受け取ったら誰だって「はっ」として「おおおお…」ってなって変わるはず、というつもりでいると、相手は「ふーん」とか「…」とか、受け止めていない感じになって、膝かっくんになる、あるある。

あー、届かなかったか~
そんな風にがっくりしたり、失望したりして、そのまま忘れていたりすると、ぐるっと回って思いもかけないときに「実はあのときの…」って相手が言ってくることがあって、心底驚く。
自分、せっかちに結果を求めていたんだなあって。

自分の子育て中でもほんとにこれは多くて、今これこそ伝えるべき!って力いれて熱く語ってみても多くはスルーされる(わたしの能力の問題かw)。響かなかったなあ、と思って伝えたことすら忘れていると、それから5年以上たったふとしたときに、子どもの口から「あの時ああ言われてさ」と出てきたりするので心からびっくりする。

今夜もたまたまある人が「そんな話もしたっけね」くらいの昔の話を覚えていて「あれからいろいろ考えてた」という話をされて、心の底から驚いた。こういうのは成長途上の子どもに起きるのは、本人の経験が少なくて刺さらなくて、あとでハマる経験に遭遇した時「あ!」ってなる、って思ってて、でもそのときの大人のことはまったく忘れていたよね。でもそれ、大人でもあるらしい。そのときは「何かしっくりこないし、ざらつくし」みたいな感情であったとしても、ちょっと引っかかっていて、それを温めていたら忘れたころに「ああ、なるほど」ってなる、みたいなこと。

わたし自身はちょっと言葉数が多めだって言う自覚があるので(笑)、なるべく抑え気味で行こうと思っているのだが(ほんとよ)、それでもこういう事例に出会うと「無駄だと思っても、問いを投げることはしておこうかな」と思わされる。思いを伝えることは諦めちゃだめだよねって。

だからさ、がみがみお小言いうのはおすすめしないけど、ほんとに大切だと思うことはまっすぐに伝えたらいいなって思う。それがその場で受け止めてもらえなかったとしても、いくつかはどうやら「未完了の話題」としてキープしてくれているらしいからね。

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