柔術初心者 50代だからこそ継続できる理由があります

こんにちは。
しばたく@北京 柔術初心者です。
去年、51歳で柔術を始めました。

50代で柔術を始めてハマっているわけですが、もっと若いうちから始めれば良かったと思う反面、50代だから続いていると思うこともあります。

まず、「自分の弱さを受け入れられる。」
ということです。
柔術の上達には時間がかかり、始めて半年から一年あるいは、それ以上の期間、自分よりも強い人に制圧される日々が続きます。
20代、30代ですと、まだ他人への競争意識も強く、上手い人と比較し嫌になってしまうことがあるかもしれません。

ただ、50代にもなりますと、特に若い人との競争心はあまり無く、自分の身体的な力も十分に分かっているので、他人に負ける自分の弱さを受け入れやすい面があります。
もちろん悔しいですが、それよりも20代、30代の若者に必死に立ち向かっている喜びの方が大きく、嫌な感情にはなりにくいです。

次に、「他のことに目移りしない。」
ということもあります。
若者は友人との遊びや飲み会、週末も色んな柔術以外の趣味のお誘いがあると思います。
また、仕事の変化やプレッシャーも大きい時期です。

50代になると、自分の生活も安定し、色んなことに目移りしなくなってきます。
ある意味では行動力が減っているとも言えると思いますが、一旦 柔術に取り組むと柔術に専念しやすい環境にあると言うことも出来ます。

最後に、「これが最後のチャンスと思う。」
ということがあります。
若い頃は、何かをやり始めて出来なくなると、またいつかやれば良いと思ったものです。
でも、50歳を過ぎると、もうその「いつか」を考えることが出来ません。今やらなければ一生やらないだろうなと思うのです。
人生の残りの時間の方が少ないわけですから、しっかりと自分が本当にやりたいことを考えて、そのことに自分の時間を使っていきたいと思います。

50代は、自分が思ってた以上に体力があります。私も間違い無く、20代、30代の時より、運動が出来ています。いくつになっても、今が一番若い時です。本当にやりたいことをやって、なりたい自分に近づいていきたいと思います。