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【すべらない話】 犬のタロ吉 書き起こし

はい、あのー犬のタロ吉ていう話(笑)

あのーまあ家族で、犬を飼ってまして。えーまあね、あのー楽しく過ごしてたんですが、まあ親の関係で離婚することになりまして。

んでー僕らは、あのーオカンの方に、お姉と3人でまあついて、んで引越さなあかんという風になったんすけど、そのー犬も連れてね行きたかったんすけど。引越し先が、その犬を飼ったらアカン!というようになって。

んでーこれでお姉がブチ切れて、その親の勝手な理由で別れたのに、なんで犬まで捨てなあかんねんと。それめちゃくちゃやで、ていうことで、オカンと大喧嘩したんすよ。

でも犬を取るか、家を取るか?てなったら絶対家を取らんといかんわけなんで。まあお姉が泣く泣く、じゃあもうタロ吉をもう捨てようか、もうこれもしゃーないわ。てなって。

でまあ3人でもう大泣きですよ。ほんまに。もうこんなんで捨てないかんて、犬の気持ちにもなってみたら、これエライことやで。うわーて泣いて、んでお姉が抱き上げて、んで、タロ吉ごめんね。て言ってるんすけど。なかなかこう離せないんすよ。んで大泣きで。

んでもうこれ僕しっかりせんといかんな、と思って、お姉ちゃん貸して、ていって。ごめんなタロ吉て言うて、まあ山にってそっと置いた瞬間、タロ吉、ブワーて走って行って(笑)。

えーーー(笑)タロ吉が?そんな逃げ方ある?

かなしー。愛情が全くでした。

ウケてたポイント 3

犬のタロ吉
ブワーと走って行って
えーーーー

ザックリ構成

犬飼ってたいたが飼えなくなった(フリ)
兄弟大泣き(フリ)
でも捨てるしかない(フリ)
タロ吉ブワーと走って行って(オチ)
えーーー(フォロー)

親の離婚、究極の2択、などの悲しい背景がフリになって、タロ吉のダッシュで大爆笑。こういう体験は少なからず誰にもありそう。

因みに「犬のタロ吉ていう話」て、タイトル言うだけでウケていた。名前だけウケるペットは中々いないだろう。

アレンジ 犬のリキ

小学校の頃、共働きだったからずっと学童に行ってたんですよ。遊び場クラブていう。学童のメンバーは毎日いるから兄弟みたいに仲がよくて。

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