見出し画像

【#10いちごの街・新発田】出川イングリッシュで米国の大学生をお迎えした苺農家の1日

もとは米の専業農家であった私達が、「いちごの街・新発田」をテーマにした苺栽培プロジェクトを立ち上げたのは2021年。
農業で地元を元気にしたい――。そんな想いで継続するプロジェクトの今を綴ります。

アメリカの大学生を苺ハウス見学へご案内

3月3日、アメリカのワシントンDCにあるハワード大学の生徒さん16名と、通訳さんなど引率の日本人スタッフの方の総勢20名程が、新発田ファームの苺ハウス見学にお越しになりました!

きっかけは、地元・新発田市にある敬和学園大学の相互交流相手校という国際交流を行う上での姉妹校的お付き合いを、長年続けてきたのが始まりなんですね。

その両校が今回、国が推進する日本と北アメリカ地域との国際交流事業「カケハシ・プロジェクト」に参加し、2月に敬和学園大学の生徒さんがアメリカへ、そして3月にハワード大学の生徒さんが日本へ渡りました。
敬和学園大学を訪問するだけではなく、数日に渡って東京や新潟の名所や企業にも訪れたそう。
新発田市は菊水酒造や新発田城、新発田ファームの苺ハウスを見学などがコースに選ばれました(((o(*゚▽゚*)o)))

新発田市では、昨年から市を挙げて越後姫を盛り上げているので海外の方にもアピールできるのはとても嬉しいこと。
とはいっても、英語がペラペラ薄っぺら~な私達が魅力を伝えきれるのか…
出川イングリッシュでお迎えすることになりました(笑)
(通訳さんはいるので、安心安心!)

ドキドキのご対面

時刻は9時過ぎ、御一行様がハウスに到着!
早速中へご案内します。
「オハヨウゴザイマ~ス」とみなさん挨拶したり
「オネガイシマ~ス」と声をかけてくれたり、日本語が少し話せるよう^^

揃ったところで、日本語の資料を配布。
(なんせ出川イングリッシュなもんでね)
写真を見て、なんとなく感じ取ってもらいながら、
通訳さんを通じて新発田ファームの基本から苺栽培についてご説明します。
15分ほど話したところで、
さぁお待ちかねの、摘み取り体験&試食タイムです!

試食はひとり10粒!美味しい苺を求めていざスタート!
アマイネ!
NIce Smile💓
嬉しそうに見せてくれました!

予定よりも少し長めに時間をとり、じっくり体験してもらえました☺
その間、苺の栽培に関することや味などの質問を多く貰ったり、自国ののう行について話してくれたり、お話する場面も多々あり終始穏やかな時間。

日本では馴染み深い果物狩りですが、海外では国によってはあまり盛んではないよう。ましてや、諸外国に人気の日本の苺を摘み取り体験できるのは、めちゃくちゃテンション上がるんですって♬
嬉しいですな~~~💓

打ち解けた所で今度は設備のお話を

一通り皆さん、渾身の10粒をゲットしたところで再度講話タイムです。
栽培に関する基本的なお話を冒頭にしたので、今度は苺栽培に用いている機械をご紹介。
スマートフォンでのスマート農業アプリや、酸素ファクター、アザミウマ(害虫)予防のためのLED照明についてなど、私達が日々活用する便利アイテムについてお話しました。
LED照明に関して、摘み取り体験の時から気になっていたようで、
皆さん「ほほぅ、なるほどね~」と納得した様子でした!

地元で少し話題になった新発田ファームのLED照明、夜はこんな感じです。

苺を片手に(時にはもぐもぐ(笑))講話を聴きます

話が一通り終わると、最後に質問タイム!
「遺伝子組み換えはしているのか?」
「白い苺は栽培しているのか?」
「ハウス内の温度は何度くらいに保っているのか?」
など栽培に関することから、
「どこで購入できるのか?」
「Instagramのアカウント名を教えて!」
なんてことまで、絶えず質問が飛び交いました。
積極的で素晴らしい~✨

最後はお買い物を楽しみましたとさ

ここまでで1時間弱。
質疑応答も終え、新発田ファームのハウスを後にしたご一行は
すぐお隣の「とんとん市場 新発田店」へ移動。
日本の直売所ではどんなものが売られているのか、皆さん気になっていたんだって!

この日は3月3日。丁度、桃の節句ということで店内の特設コーナーには雛あられが売られていたり、装飾のひな人形や桃の花の小物にまず興味津々!
そして、人気生産者の手作りの杵つき餅に何やら集まっており、「これはなに?」と聞かれたのが、海老を練りこんだピンク色のお餅。

「これは何ですか?」と聞かれ
「海老ですよ!シュリンプ!」と伝えたら、
「シュリンプ!!??ワオ!!」といい反応(^^♪
色が鮮やかだから、苺とかかと思ったのかな?
そもそもお餅が何からできているのか?なんて話でも盛り上がりました。

それぞれ、気になる特産のお菓子やおせんべいを購入し抱える様にバスに乗り込みます。
楽しい時間となれたようで、こちらも嬉しくなりました!

お見送りしたあとの、インスタのフォロー通知が鳴りやまないこと。
フットワークが軽くてさすが世代だなあと感心したものです!
ぜひ、また新発田市を訪れた際には遊びに来て欲しいですね✨
素敵なご縁をありがとうございました~ヽ(^o^)丿
英語をかっちょよくしゃべれるようになりた~~~い!



この記事が参加している募集

仕事について話そう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?