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【#7越後姫日記】越後姫に春がやってきた!

こんにちは!4月に入りましたね。
エイプリルフールで楽しい嘘をつこうと思ったいたのに、なにも思いつかず逆に騙された井上です(笑)

今日は春本番を迎えた越後姫の様子を見ていきたいと思います!

生育状況はどんなかな??

病気はゼロ!

私達が育てている新潟のブランド苺『越後姫』は、「うどんこ病」という病気に弱い品種です。
もともと苺という作物がこの病気に弱いのですが、そのなかでも特に避けては通れないくらい病に掛かりやすいのです。

うどんこ病に関しては、この記事を見てみてください♪

ダニ被害はちょっぴり

苺にはハダニというダニが尽きやすく、生育障害をもたらします。
ハダニの中にもいろんな種類があるのですが、足が8本あるクモのような虫だと思ってください。
葉っぱの裏に生息し、体調は約0.3~0.5mmほど。
よ~く目を凝らさないと見つけることは難しいですね"(-""-)"
2月の下旬、被害がいくつか見られ、対策を取りました。
その時の状態がこちら。

比べてみると一目瞭然。

口から針のようなものを出し、葉っぱの養分を吸い取られると、このように褐色の斑点が現れます。
これはまだ軽度で、もっとハダニが繁殖するとギュウギュウに密集して被害は甚大に・・・。
想像すると、集合体恐怖症のワタクシハゾワゾワガトマリマセン。
更に進むと、糸のようなものを吐き出し光合成を阻害。
繁殖力が高いので、油断なりません。まさしくクモです。
そして、4月になった今様子を伺うと被害もなく、健やかに育っておりました。
それもこれも、天然由来のコーティング剤を使っているから。
これを振りかけると、葉っぱの表面に膜を張ったような状態となり、病原木を撥ね飛ばし、ダニを窒息死させ苺を守ってくれます。

ダニを窒息死・・・?ちょっと怖いワードです。
なんでも、ダニは人と違って鼻や口で呼吸をせず体全体で皮膚呼吸を行うんだとか。
葉っぱにコーティング剤を散布することで、ダニの全身を覆い呼吸できなくさせるのが新発田ファームの作戦というわけです!
はは~なるほど。
図解するとこんな感じ。

ダニよさらばだ

元気に葉が茂っている苺畑がこちら

ということで、数々の危機を回避してきたうちの姫たちは元気に葉を伸ばしております。

今までの写真を見比べてみたんですけど、葉っぱの茂り具合がここ数週間で大分よくなってきたことに気が付きました。

こちらは2月の写真。

伝われ・・・!

うーん、よくわからない(;'∀')
でも、ピーンと上に向かって茎が生えているんです!実際は!!(必死)

ぴーーーーーーん!!!!!

気温、日照量が格段に上がったことで、こうも変化するとは驚きました。
外気温が10度以下の日でも、ハウス内は約25℃。
マスクでの作業がつらい時が多々。
来週の7日あたりは、20℃超える予報が出ているのでどうなることやら。
朝6時半からの収穫がもっと早まっていくのかな~。
乞うご期待を!

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