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デジタルの中判カメラを買う理由

ここ7年くらいは、デジはずっと富士フィルムを使っていて、フィルムではライカかニコンをその時の気分で使い分けているような感じでした。

で、2023年の9月から映像も撮り始めて、それが思いの外、自分としては良い感じの手応えもあったので、動画用と写真用のカメラをまぁ分けた方が楽だよなという結果に落ち着いたわけです。
たぶん、動画やってる人は皆そうなるんじゃないかなと。

ただ、特に動画に関して言えば、あれはもう機材を増やそうと思えばどんだけでも増やせるし、ガッチャガッチャといろんなものを取り付けて、結果的にめちゃめちゃ重くなるのは嫌よなと思ったわけです。
そうなると、せっかく買ったけど、なるべくジンバルも使わなくて良いような手ぶれ補正が凄いやつにして、レンズもズームを一本と、あとは明るい広角の単焦点が一本ありゃ十分だろうということで、自分が良いなと思う機材を買って、動画用カメラは割と簡単に着地しました。

写真用カメラはどうするか問題

写真用のカメラに関しては、富士の色味が良いなと思っていたけど、割と直近でNikonのZfを買い、フルサイズやっぱり良いなぁとか思っていました。
今年の2月とかに室内で結構な人数のイベントの撮影に入らせてもらって、会場が広いもんだからストロボも効きづらくて、結果、ISO感度上げて、フジにズームレンズ、ニコンに単焦点って感じで撮影をし、現像作業に突入。

ちなみに使っていたフジのカメラはX-H2s。
元々、映像用のカメラとして買ったけど、あの放熱用のファンとかを買うのがなんか億劫だなと思って、ズームレンズを使う時に使うカメラ、みたいな使い方だったんだけど、高感度でのノイズがニコンZfに比べると結構出ちゃうんだなってのが気になり、でも、なんかZfのレンズのラインナップと、レンズが全体的に長いのが嫌で(なんでかは知らないけど)、Zfに絞るのもなんだかなぁと思っていたわけです。

で、結果として「X-H2sとZf、それとレンズを3本下取りに出して、中判カメラにしちゃえば良いんじゃないの?」ってところに落ち着きました。

結果、買って良かったけども

カメラが届き、単焦点が一本とズームが一本。
そして、映像用のカメラは結局ズームレンズ一本のみ。
そんな感じのさっぱりとした機材を見て、そりゃ心が躍るわけです。
なんかこう、カメラがたくさんあるのを見るのって、ちょっと心苦しい気がするんです。特に使っていないカメラとかを見ると。

で、本題に戻るんだけど、中判カメラを買って良かった最大の利点は

画質を考えなくて良くなったこと」でした。

フルサイズだのなんだのってことはもう頭から無くなり、「現状で画質としては最上位に近いくらい良いはず。だから後は写真のセンスのみ」っていう、潔い諦めのようなものを得られたのは大きいなと思います。

ただ、気になる点としては、やっぱり通常のミラーレスよりは重いってことと、シャッターを切った時のブラックアウトの時間が長いので、それはもう慣れるしか無いのかなと思っているわけでございます。

明後日からは、奥さんと共に道東へ。
特に何をするわけでもないけど、カメラを首から下げてふらふらとついていく旅行になりそうです。


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