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梅干を漬けました♬

おはようございます。昨日、梅干を5年ぶりに漬けました。

子が2歳くらいから始めた梅干漬け~幼稚園のお弁当に赤シソで染まった真っ赤な小梅を入れたいと作り始めました。5年前までは、八百屋に小梅を注文していました。

今年は野菜直売店で売っている小梅(小梅と言っても大き目)は、販売袋に生産者の名があり、整体で知り合ったお婆ちゃんの名でした。


大きさや熟し度はまちまち、傷みもあります。でもお婆ちゃんが一つ一つ袋詰めした梅です。『お婆ちゃんはこの傷でも漬けるんだろうなぁ。今年はコレを漬けちゃおう!』にしました。


クックパッドで紹介したのはコレ


用具 (私は20年前に梅干用として10kg用ホウロウを購入し使用)
漬けるホウロウ容器   1個 
中ふた         1枚 同じ時に買ったもの
重石 だいたい梅の1,5倍 7.5㎏ (5㎏漬けるのに丁度良い)

材料
小梅(大梅なら完熟) 5㎏
塩     漬け時の梅の20% 1kg


紫シソの葉(赤シソが出たら~)
紫シソの葉    1,2束
塩(3回分で)  大匙3杯位

【減塩にしたい時】 この漬け方で作りカビが生えたことはありません
塩     漬けた時の梅の16%
焼酎    1c(200㏄)

作り方

① 梅を洗い、一晩水に浸ける。
・大梅で1晩
・小梅だと3,4時間

青い梅はお天道様に干し追熟します。約3時間で熟しました。




② 容器、中蓋、重石を良く洗い、【良く良く熱湯】をかけ消毒する。

③ 梅の付け根の軸を丁寧に取りザルに入れ、梅の全体量を測る。

④ 梅の20%の塩を測り、容器にまず塩をまき、梅を並べ、また塩をまき、梅を並べる。それを繰り返し、上に残った塩をのせる。

まず塩、そして梅、一段目~塩を握って掛けます。

5,6段目~上の方を多めに。でも水が上がったら混ぜますけれど。


⑤ 中蓋をし、重石をのせる。蓋をし、上から新聞紙を被せて埃が入らないようにする。

残った塩を上にたっぷり置き、中蓋をします。

重石を置きます。

ラップし、蓋をして、風通しの良い冷暗所に置きます。
この上から埃避けに新聞紙を被せ、紐で結わきます。


⑥ 翌日か翌々日、水が上がったら梅の上下入れ替える。
  ※下に塩が溜まっている

  ※冷暗の所なので写真が暗い


⑦ 下に塩が溜まらなくなったらそのまま、紫シソが出回るまで、常温冷暗所で保存。
  ※新聞紙に紐が1番の埃よけ、虫除けのようです。


⑧ 紫シソが出回ったら、葉を摘み、塩で紫シソの葉を揉む。1,2回目の汁は捨て、3回目時に梅の汁を入れ、塩もみした赤シソを梅の上に置く。

⑨ 7月下旬の晴れが続く日まで待つ。晴れが続く日に、梅を取りだし天日干し、紫シソも天日干し。汁も瓶(ホーロー)のままラップして日光に当て消毒する。

⑩ 干し終えたら、瓶に梅を戻し、好みで紫シソの葉を乗せ保存。梅干しの出来上がり!この時、ホーローから瓶に変えてます。


⑪ 市販梅干は塩抜きし味付直すので甘い感じが。私のは塩だけのしょっぱい梅味。年超す毎に塩が丸くなり美味しい。我が家は3年越しを食べます。


⑫ 私は以前、大梅と小梅は別々に漬けてましたが、大梅と小梅と一緒に漬けた年も有りました。ちゃんと漬かってました。今年もそうします。


⑬ 【ゆかり】
干した紫シソはブレンダーやフードプロセッサーで細かくする。
市販のより塩辛くないです。(3年ものだからかな?)

 

⑬ 【大梅の紫蘇巻梅干】
我が家での高級梅干。天日乾燥後、梅干を梅干漬けに使用した紫蘇の葉で巻き、再び瓶に戻し保存します。(写真右上)


⑭ 【塩の選び方】
私は『カリウム含有量の多い塩』を選びます。塩分を体から排出する良い方法はカリウムを摂取。裏側に掲載有。


⑮ 色について~3年漬けで、1年目は薄い赤です。2年目に紫蘇を追加して漬けて干すとこんなに色鮮やかに。


コツ・ポイント
瓶蓋などの消毒は、必ず熱湯消毒を。私はよく容器などを洗剤で洗い、念入りにクエン酸水(または酢水)に浸けた後に、熱湯消毒をしています。
(熱湯消毒が大事なようです)

ホーローや瓶の口は、手が触れ易いので、蓋をする前に必ず焼酎で拭きます。

20%の塩分で濃いかな?と思うのですが、3年経つと塩だけで漬けた梅干の美味しさが分かります。長く持ちます。20%で漬けるのをお勧めします。


レシピの生い立ち

2002年、友に「子の幼稚園の弁当用に梅干を漬けたい」伝えたら、祖母に漬け方を教わってくれて。それからずっと高校までお弁当に入れた梅干の漬け方です(掲示文章も途中まで教わったまま)

昔の土井勝先生の料理本の梅干の漬け方も塩20%でした。

今回の感想
意外に簡単。準備さえしてあれば、漬けるのは10分程度です。
ここ5年漬けてないと忘れてますね(笑)ほぼ毎年漬けてたのに。

今年は南高梅を漬けようと思っていました。高級梅を!と。
先日、子と梅干おにぎりを食べたら、子が「小梅は美味しい」と一言。

ああ3年後は、今のが無くなると気付き、小梅を漬けることにしました。
でも南高梅が出たら、1㎏は購入し、この中に入れて追加の塩をし漬けます。きっと邪道ですね。


赤シソが出たら、塩もみして入れて~
7月の暑い日に梅を出して干して~
田舎は、季節ごとにやることがあり、その時その時楽しいです。


今日は、父の誕生日だわ。
母の大好きな色の濃いピンクのサツキが咲く頃に、父は生まれたんだなぁと毎年思います。
そして梅雨はオムツが乾かず大変だっただろうと。祖母を思います。


もうすぐ大きな梅が出たら~大好きな大好きな梅ジャムを作りたいです。
梅ジュースより、梅ジャムが大好きです。ジャムは完熟の梅を使います。
青い梅はお天道様に干しせば、すぐに熟してくれますよ。


梅ジャムはヨーグルトと食べると美味しい(^^♪ 売ってないんですよね。
だから作るしかないの!でも何で梅ジャムはスーパーに売ってないんだろう?

余談
今年の梅は、近くの整体で知り合ったお婆ちゃんの育てた梅。愛おしい梅干になりそうです。


その整体の先生が江戸時代の日本人の歩き方を教えてくれました。


この写真のように江戸時代まで、右手右足、左手左足と揃えていたようです。文明開化から今の歩き方になったそうです。


だから江戸時代の人は、長距離をそれほど膝腰の負担も少なく歩けたのだそうです。機能的で、膝が痛い時に、この歩き方を勧められました(笑)

今日も楽しい1日を。ここまで読んでくださりありがとうございます。




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